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| 魔界転生 | |
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４月全国東映系超拡大ロードショー |
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1981年８月東映系で公開され、深作欣二監督の演出と、沢田研二＜天草四郎＞ＶＳ千葉真一＜柳生十兵衛＞という魅力溢れるキャストが大きな話題を呼び、２００万人動員の大ヒットを記録した『魔界転生』から21年。原作山田風太郎の世界が再び、蘇る！ 死してなお、その理想郷を築くために蘇る天草四郎と、四郎により不死を与えられた剣豪たち。彼らと敵対する宿命にある柳生十兵衛の壮絶な闘いと人間ドラマを監督するのは、平山秀幸。緻密かつ繊細な人物描写と、常にエンタテインメント性を追求する作家性は評価が高く、『学校の怪談』シリーズ（95、96、99）『愛を乞うひと』（98）『ＯＵＴ』（02）等を手がけ、本作が初の時代劇演出となる。主演の天草四郎役には、数々の映画賞を獲得した『ＧＯ』（01）に続き、『Laundry（ランドリー）』『ピンポン』『凶気の桜』（02）と主演作が相次ぐ窪塚洋介。柳生十兵衛役には、『ＫＴ』（01）、『壬生義士伝』（03）といった意欲作に出演し、そのキャリア・存在感ともに日本映画に欠かせない佐藤浩市。ほか、麻生久美子、加藤雅也、杉本哲太、黒谷友香、吹石一恵、高橋和也、古田新太、中村嘉葎雄、長塚京三や豪華キャストが参加している。脚本は『お引越し』（93）や、『学校の怪談』シリーズの奥寺佐渡子が担当。山田風太郎独特の世界観をふまえ、アクション満載のスピード感溢れるドラマに仕立てた。また、独自の様式を追求した人形師として海外でも評価が高く、着物・舞台衣裳デザイナーとしても活躍するホリ・ヒロシが、衣裳デザインを担当。怪しくも美しい“魔界転生”ワールドを構築するのに一役買っている。さらに最近のデジタル映像により、前作では表現不可能だった数々のシーンが実現。『千年の恋 ひかる源氏物語』（01）の佛田洋、『学校の怪談』シリーズの橋本満明ら特撮スタッフや、『梟の城』（00）『陰陽師』（01）の原口智生による特殊メイクの技術が結集し、魔界衆が転生する様や、冒頭に登場する島原の乱が、驚くべき映像で表現される。撮影は『ＨＡＮＡ−ＢＩ』（97）ほか北野武作品や『ＧＯ』を手掛けた柳島克己が、役者の演技を的確に捉えるその映像センスを遺憾なく発揮する。そして、作品のコンセプチュアルデザインとポスター画を描いたのは、寺田克也。ゲーム「バーチャファイター２」のキャラクターリデザインから、ゲーム、コミックと様々な分野で活躍するイラストレーターである。この作品に集結した現在最高峰のスタッフ＆キャストが、日本映画界最高のコラボレーションを見せることは間違いない。そして何より、息づまりを迎えている現代日本に生きる我々は、天草四郎と蘇った剣豪たちが目指す＜人が思いのまま生きる＞理想郷に惹かれ、現実の中で煩悶する柳生十兵衛の姿に共感を覚えるだろう。2002年10月２日にクランクインし、12月上旬にクランクアップ。約３ヶ月のポストプロダクション期間を経て、2003年全国東映系で公開となる。
1638年、島原の乱。切支丹弾圧への最後の抵抗――――。３万７千の農民たちに対し、徳川幕府は12万に及ぶ軍勢を動かした。天草四郎の切支丹伴天連の妖術への恐れが生んだ苛烈なまでの反応であった。１００日に及ぶ篭城の末、一揆勢は一人残らず討たれ、全ての首が切り落とされた。――――そこに神はいなかった。
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監督：平山秀幸 原作：山田風太郎（角川文庫版） 脚本：奥寺佐渡子 衣裳デザイン：ホリ・ヒロシ 企画：遠藤茂行／大川 裕／奥田誠治 プロデューサー：天野和人／赤井淳司／佐藤 敦／妹尾啓太／出目 宏 撮影：柳島克己 音楽：安川午朗 編集：川島章正・洲崎千恵子 照明：杉本 崇 美術：松宮敏之 整音：瀬川徹夫 録音：松陰信彦 技斗：清家三彦 特撮監督：佛田 洋 視覚効果統括：橋本満明 特殊メイク：原田智生 製作協力：東映京都撮影所 製作：「魔界転生」製作委員会 配給：東映 |
天草四郎：窪塚洋介 クララお品：麻生久美子 徳川頼宣：杉本哲太 おひろ：黒谷友香 お雛：吹石一恵 伊達小三郎：高橋和也 荒木又右衛門：加藤雅也 宝蔵院胤舜：古田新太 柳生但馬守：中村嘉葎雄 宮本武蔵：長塚京三 柳生十兵衛：佐藤浩市 |
