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今や発行部数350万部を誇り、昨年秋には米国版も発売され話題となった集英社「週刊少年ジャンプ」。同誌の中でも、圧倒的な面白さと絶大な支持で人気NO.1の座に君臨し続ける作品、それが前人未踏の爆発的大ヒット作品「ワンピース」だ。
コミックス各巻(1〜26巻)の売上げ累計発行部数は、驚異の7000万部を超え、26巻の初回発行部数はなんと、260万部を記録。日本出版史上最高初版部数の記録を更新し続けている。一方、TVシリーズ(フジテレビ系・日曜夜7:30〜)も常に高視聴率をマークし、こちらもぶっちぎりでトップを独走中。また、00年春から始まった映画も次々とヒットを飛ばし、昨年公開の第3弾では動員200万人/興収20億円を記録。そして2003年、満を持して「ワンピース デッドエンドの冒険」が遂に単独公開を果たす!
今作の舞台は、その名も轟く海賊たちが一堂に会するレース『デッドエンド』。海賊のみならず海軍入り乱れてのサバイバルレースは猛スピードで展開され、息つく暇もない90分。ドラマを盛り上げる映画オリジナルキャラクター・アナグマ役で実力派女優・酒井美紀が声優に初挑戦し、主題歌は「天体観測」のロングヒットが記憶に新しく、ワンピースの大ファンでもある BUMP OF CHICKEN が担当するなど話題満載! TVシリーズの総監督を務める宇田鋼之介が映画シリーズの初監督に挑み、決して見逃すことの出来ない史上最高のスペクタクルアドベンチャーとして堂々完成する!!
子供たちはもちろん、大人たちのハートも掴んで離さない彼らの冒険は、観ている者まで熱い夢を呼び覚まされる涙と笑いの海賊ロマン。しかも、超大作となって帰ってきた今回は、仲間たちの海よりも深い友情、太陽よりも明るい笑顔も目一杯堪能できて、この春一番の話題作になること間違いナシ。待望の映画化第4弾、大海賊レースを舞台に繰り広げられる今度のドキドキワクワクは、そう簡単には終わらない!!
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小さな港町・ハンナバルに到着したルフィ海賊団。なぜか町は巨人海賊団や魚人海賊団など賞金首の海賊たちがうようよ、異様な熱気と殺気に溢れていた。それもそのはず、大海賊が競う世紀の大レース『デッドエンド』が開催されようとしていたのだ。海賊の臭いと賞金に誘われ、すぐさまレースにエントリーするルフィたち。聞くところによると、ぶっちぎり優勝候補NO.1は元海軍で悪魔の実の能力者・ガスパーデ将軍らしい。また、名だたる海賊が集まるこの場所には“海賊処刑人”を名乗るシュライヤの姿もあった。
ガスパーデの船・サラマンダー号のボイラー室。粗末な毛布にくるまっているビエラ爺さんを、薄汚い格好をした助手のアナグマが必死に看病をしている。立つこともできないほど衰弱しきったビエラを助けてほしいと、ガスパーデに懇願するも軽く鼻であしらわれてしまうアナグマ。「だったら港にいる海賊をやっつけ、その懸賞金でじっちゃんの薬を買う!!」そう吐き捨てアナグマは船から飛び出していく。その手には短銃が握られていた――。
翌朝、レース『デッドエンド』が遂にスタート! ルールは一切存在しない。まして季節さえ悪魔と化す命懸けのサバイバルレース。出航直後から過酷な状況がルフィたちに次々と襲いかかる。巨大な滝、渦、大波やなんでもアリの天候をくぐり抜けやっと休息を楽しむ一行を、影から狙っているのはアナグマ。ひと脚早く殺気を感じたゾロは刀を抜くが、精神的にも体力的にも限界を超えてしまったアナグマは銃を撃つと同時に倒れてしまう。
ログポーズが示す通りに順調に船を進めるゴーイング・メリー号。しかしどうも様子がおかしい。不穏な空気を感じつつ断崖絶壁に囲まれた海峡を通過すると、一面には屍が横たわり、おびただしい数の海賊船の残骸が! と突然、待ち伏せしていた海軍たちがルフィたちを狙い撃ち始めた。両側の絶壁から嵐のように降りそそぐ砲弾をかいくぐり、迫り来る海軍と死闘の末、ルフィたちがした驚愕の事実とは。それは“海賊”の誇りを平気で踏みにじる裏で仕組まれた汚い罠だった…
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