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生きている人間が決して知ることのない向こう側の世界に存在する“怨みの門”と“3つの選択”。こうした独自の設定によって、“生と死の際”を鋭く描いた高橋ツトム原作の『スカイハイ』が、いま世界からも注目される映像作家・北村龍平の手によって、遂に映画化される。主演には、高視聴率を記録したTV版『スカイハイ』で、美しい謎の門番・イズコをクールに演じ、 女優としての才能を大きく開花させた釈由美子。本作では、連続猟奇殺人事件の犠牲者となる悲劇のヒロイン・斉木奈美を好演している。
原作に忠実だったTV版のスケールを遥かに超える形で用意された映画オリジナルストーリーは、門番の役目を終えて現世に新たな生を受けたイズコが、猟奇殺人事件の被害者になるという驚きの展開から始まっていく・・・。
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ある日、女性の他殺死体が発見される。その遺体は体の一部が切り取られるという無残な姿となっていた。ここ最近、同様の猟奇殺人事件が発生しており、これで3人目の犠牲者だった。この奇怪な事件を担当することとなった刑事・神崎は、数日後に結婚式を控えていた。その人生最高の日となるはずの結婚式当日に、悲劇は起こった。婚約者・奈美が第4の犠牲者になってしまったのだ。
死んだ奈美は自分が殺されたことも知らずに「怨みの門」に立つ。門番・イズコに3つの選択を迫られた彼女は、死に至るまでの記憶を辿るために現世へと赴く。検死室には、死んだ自分の亡骸と冷静さを失った神崎がいた。捜査からも外され、復讐を誓う神崎。そして、彼の復讐を止めようとした奈美の目に留まったのは世界的な遺伝子工学の科学者・工藤達也だった。フラッシュバックする断片的な奈美の記憶、「私を殺したのはこの人?…」。着実に自分の死の真相に近づいていく奈美。果たして、奈美と神崎の運命は…。そして、工藤達也の目的とは一体!?
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