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H.G.ウェルズの手によるSF小説の古典的名作「宇宙戦争」が発表されたのは1898年、日本では明治31年にあたる。ロンドンが宇宙人に襲われたとき、日本ではいかなるドラマが展開されていたのか? そんな斬新な発想で描かれたのが『愛欲の宇宙戦争』だ。
監督は『ゴジラ』シリーズに特撮スタッフとして参加し、近年はTVアニメ「ソニックX」の脚本や「怪奇大作戦大全」(双葉社)などのライターとして活躍する白石雅彦。本作が劇場初監督作品となる。
出演は令嬢役に多くのピンク映画に主演する林由美香。下男・寅吉を第13回東京国際レズビアン&ゲイ映画祭出品作『せつないかもしれない』主演の千葉尚之。梅役にやはり数多くのピンク映画で活躍する里見瑶子。
『せつないかもしれない』監督で女優の吉行由実がラインプロデューサーをつとめ、『ゴジラ モスラ キングギドラ大怪獣総攻撃』の特技監督・神谷誠が特技スーパーバイザーとして参加。さらに、劇中に登場する空中飛行機のデザインコンセプトをアニメ『ソニックX』監督の亀垣一が担当、『ゴジラ』シリーズをはじめ日本の特殊造形の第一人者として活躍する品田冬樹が空中飛行機デザイン・造形を手がけている。
音楽を担当したのはバンド“FILL”のドラマーとして活動しているYAN。映像を見ながらのドラム一台でのアドリブ演奏によるサウンドが映画をいっそう盛り上げる。
日本の特撮&ピンク映画を代表するキャスト、スタッフが集結したSF&エロティックムービーがここに誕生した。
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明治時代、謎の宇宙人が世界各地を襲撃した。からくも生き残った華族の令嬢・麗子とその下男・寅吉は宇宙人の襲撃を逃れながら、人類滅亡を阻止するため生殖活動に目覚めていくが…
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