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1リットルの涙

2005年2月5日(土)よりテアトル池袋ほかロードショー

35mm/カラー/ビスタサイズ/95分
イントロダクション
 脳の神経細胞が変化、徐々に体の運動機能が衰え、やがて体の全機能が停止してしまうという不治の病“脊髄小脳変性症”。『1リットルの涙』は、この難病と闘った実在の女性をモデルにした映画である。
 原作者・木藤亜也さんは14歳のときに脊髄小脳変性症を発症、25歳と10ヶ月でその生涯を終えたが、発症から21歳のときまで書き綴った日記を編集した「1リットルの涙」が生前の1986年に出版され、現在までに57万部のベストセラーとなっている。この本と、亜也さんを見つめ続けた母親・木藤潮香さんの著書「いのちのハードル」を原作として映画化したのが映画『1リットルの涙』である。
 亜也さんをモデルとした主人公・亜也を演じるのは1983年生まれの大西麻恵。17歳のときに大阪でスカウトされ、テレビドラマ、舞台などで活躍してきた。今回、オーディションで射止めた亜也役を演じるにあたり、実際の亜也さんの主治医だった山本\子医師に取材、さらに養護学校に赴いて実習を体験した。その体験を元にして難病と闘いながら懸命に生きる主人公を熱演している。亜也の母親・潮香役にはテレビ・映画など幅広く活躍するかとうかずこ。難病の娘を見守る、優しく強い母親を演じている。鳥居かほり、芦川よしみ、松金よね子らが脇を固め、浜田光夫、森山周一郎、速水亮らベテラン俳優が友情出演として登場している。
 監督はソニー・MDウォークマン、アルペンなど多くのCM作品を手がけてきた岡村力。本作が初の劇場監督作となる。
ストーリー
 中学3年で受験を控えた木藤亜也(大西麻恵)は、いつものように通学する途中、転倒して顎を強打する。亜也を診察した医師・山本\子(鳥居かほり)は亜也の母・潮香(かとうかずこ)に衝撃的な事実を告げる。亜也は脳の神経細胞が変化し、ついには消えていってしまう難病“脊髄小脳変性症”だというのだ。現在の医療では治療法のない不治の病に冒された娘のため、潮香は自分にできることはすべてしてあげようと堅い決意をする。
 難関の志望校・東高校に合格した亜也は、山本の勧めで日記をつけ始めていた。病状が進行し、日常生活にも不便をきたすようになるが、級友や周りの人々の助けで学校生活を送る亜也。しかし、担任教師・野村は学校に障害者向けの設備がないことを理由に転校を勧める。周りの友人たちの負担を考えた亜也は、東高校を離れ養護学校へ転校することを決意する。
 養護学校での寮生活に移った亜也は演劇の発表会で裏方として活躍、成功を収める。「いつもいつも人のやるのをみてばっかり。でもやれたんだ」と感動する亜也。
 やがて養護学校を卒業した亜也。自宅療養と入院を繰り返すようになるが、それでも社会に出て行く希望を捨てずにリハビリに励むのだった。
スタッフ
キャスト
監督:岡村力
原作:「1リットルの涙」木藤亜也著(エフエー出版)「いのちのハードル」木藤潮香著(エフエー出版)
撮影:中村隆信
照明:保澤正二
美術:竹内悦子
脚本:山本文太/田中貴大
助監督:山本伊知郎
音楽プロデューサー:山西昭司
作曲:RIKU
主題歌:「空へ」加藤郁子(SMEレコーズ)
制作協力:東海テレビ放送/東海ラジオ放送
プロデューサー:江原法聖/後藤嘉之/山本文夫
制作:翔エンタープライズ
製作:株式会社オールアウト
配給:1リットルの涙上映委員会
木藤亜也:大西麻恵

山本\子:鳥居かほり
寮母・さと:芦川よしみ
パン屋・ハル:松金よね子

木藤瑞生:浜田光夫(特別出演)
リハビリ室の患者:森山周一郎(特別出演)
入院患者:速水亮(特別出演)

木藤潮香:かとうかずこ

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