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超大ヒットが記憶に新しい『黄泉がえり』(03)。その原作・梶尾真治と監督・塩田明彦が、再び新たな感動を創造しました。
『この胸いっぱいの愛を』は、梶尾の原作「クロノス・ジョウンターの伝説」(朝日ソノラマ刊)を監督の塩田らが大胆に脚色。
誰にでも思いあたる“悔いある事”。もし悔いの残る“あの過去”に戻ってしまったら……。この物語は悔いが生まれてしまった時間に戻る現象に巻き込まれ、もう一度その時間と向き合う事となった人々の姿を描いた作品です。「死に別れた人への思い」を描いたあの感動作『黄泉がえり』同様、生きていく希望と魂を揺さぶる感動に溢れた作品が誕生します。
主演は『海猿』(04)で好演した伊藤英明、ヒロインは『着信アリ2』(05)のミムラ。そして、倍賞千恵子、宮藤官九郎、中村勘三郎、勝地涼、臼田あさ美、古手川祐子、坂口理恵、ダンカン、富岡涼、吉行和子、愛川欽也と多彩なキャスト陣が、予測不可能なそれぞれのドラマで熱演を見せます。またクライマックスのオーケストラ指揮を各界から注目される若手指揮者の第一人者、金聖響が華麗に彩ります。
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鈴谷比呂志(伊藤英明)は、かつて祖母に預けられ1年間を過ごした思い出の町、北九州・門司へ出張する。懐かしさのあまり当時過ごした旅館を訪れた彼は、一人の少年と出くわす。それは当時ヒロと呼ばれていた20年前の自分自身だった。鈴谷は20年前の門司にタイムスリップしたのだ。その周辺には鈴谷と同様に現代からタイムスリップした人達がいた。彼らは自分が戻りたい時間に戻されていたのだった…。実は鈴谷は、想いを寄せていた年上の女性・青木和美(ミムラ)が、難病の手術を受けずに死んでいった過去を持っていた。しかし彼女は今は自分の前で生きている…。このままでは鈴谷は再び、ヒロは“和美の死”という悲しみに直面してしまう…。
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