|
|
|
1997年に放映された「踊る大捜査線」は刑事ドラマの歴史を変えた。翌98年公開の『踊る大捜査線 THE MOVIE』も、興収101億、動員700万人という驚異的な成績を残した。そして、5年間の沈黙を破り2004年7月に公開された『踊る大捜査線 THE MOVIE2』(OD2)は、興収173.5億、動員1260万人という、邦画実写歴代1位に輝く、未曾有のメガヒットを記録した。その『踊る』シリーズから、今、新たな歴史が誕生! それが『踊る』レジェンド・ムービー『交渉人 真下正義』だ。
『OD2』を企画・製作する過程で、亀山千広プロデューサーは、『踊る』シリーズのキャラクター、一人一人に焦点をあてた物語があってもよいのではないか、と考えていた。いわゆる “スピンオフ・ムービー”だ。これに本広克行監督、脚本の君塚良一も賛同し、そこで白羽の矢がたったのが、ユースケ・サンタマリア扮する“真下正義”だった。
『OD2』では、ロス市警で研修を受けた警視庁第1号の交渉人として事件解決に挑んだが、その後の彼の本格的な活躍を描くことで、従来のシリーズとは全く異なる作品を作ることが出来ると判断。所轄ではなく、本店・警視庁を舞台に、首都・東京を恐怖に陥れる巨大な犯罪に、交渉人・真下が敢然と挑むストーリーが誕生したのだ。
|
|
|
|
|
「台場連続殺人事件」から1年後の2004年12月24日、雪乃とデートの約束をしていた警視庁交渉課準備室課長の真下は、突然、室井管理官から呼び出される。東京の地下鉄の最新鋭実験車両1両が何者かに乗っ取られたのだ。乗降客200万人の命が、爆走するたった1両の車両によって危険にさらされる中、犯人が、交渉の窓口として指名してきたのが真下だった……。
はたして真下は、事件を解決し、雪乃のもとへ会いにゆくことができるのか!? そして、ふたりの恋の行方は!? かくして東京の地下鉄網を舞台にした息を呑む、交渉人・真下と姿なき犯人の知能戦の火蓋がきって落とされる!
|
|