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ソラノ
11月12日(土)〜11月18日(金) 渋谷・アップリンクXにて上映
(浅野忠信作品『トーリ』との併映)
2005年/カラー作品/80分
日本を代表する映画俳優 浅野忠信の初監督作品「トーリ」。それはあらゆる表現の垣根をいとも簡単に無効にしてしまう、アーティスト浅野忠信の才能が解き放たれた全く新しい映像表現として注目を集め、本年度ベルリン国際映画祭の招待作品として、海外でも高い評価を得た。
「トーリ」の製作過程をつぶさに記録した70時間の映像。それをスタートラインに、映画批評や「ホムンクルス」等の漫画原案でも知られる異色の精神科医、名越康文が、浅野忠信を始めとする「トーリ」の参加アーティストの詳細な分析を通じて、“表現”することとは何か、“表現されたもの”が人間にもたらす影響とは何なのか、ひいては人という存在がどこに向かっているのか、など21世紀に生きなければならない我々の切迫した課題に、根源から切り込んだ異色のドキュメンタリー映画が「ソラノ」である。「ソラノ」は、いわゆる“メイキング”と呼ばれる“制作現場の舞台裏”というレベルをはるかに超え、ひとつの作品として“クリエイティブ”という壮大なテーマに挑みつつ、テンポアップされた映像技法やアニメーションを交え、フィクションとノンフィクションの境界をも破壊する先鋭的な映画に仕上がっている。
主な出演者は浅野忠信を筆頭に、ボアダムスを率いる世界的ミュージシャンとしてはもちろんのことアーティストとしても知られるヤマタカEYヨ、バイリンガルラッパーとしてカリスマ的支持を集めるShing02、ベジャールバレエ団を始め数々の世界的プロジェクトを成功に導いたダンサー首藤康之、ミュージシャンやアーティストとして常に高度なイマジネーションを喚起させる作品を発表し続けるKUJUNの5人。彼らの普段見せることのない新たな一面を垣間見るだけでも必見の価値がある。音楽はデートコースペンタゴン・ロイヤルガーデン等多数のユニットや文筆家として、今最も注目を集めるミュージシャン、菊地成孔。監督は『天然性侵略と模造愛』(2005年釜山国際映画祭招待作品)『pig's inferno』など映像表現の極北に挑み続けるアンダーグラウンドの異才、山岡信貴。
メイキング、ドキュメンタリー、フィクションなどあらゆるジャンルを越え、体験する映画、体感するドラマ、映像によるセラピーとして、映像文化の新たな1ページを開く作品が『ソラノ』である。
監督:山岡信貴
企画・プロデュース:今井みはる(BAMVI)
撮影・編集:上山亮二
音楽:菊地成孔
『トーリ』製作・提供:IMAGICA
協賛:デックスエンタテインメント/双日株式会社
浅野忠信
KUJUN
Shing02
首藤康之
名越康文
ヤマタカEYヨ
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