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2003年にそれまでの邦画実写映画の興行記録を20年ぶりに塗り替えたヒット作『踊る大捜査線 THE MOVIE2』。その主人公・青島刑事を演じた織田裕二が次の作品の舞台に選んだのは“県庁”でした。
TVのワイドショーでも政治の話題が上位を占める昨今、とかく公務員はネガティブなイメージを抱かれがちです。そんな公務員が民間の三流スーパーに派遣されることで物語は始まります。しかも、彼の教育係になったのは年下の女性パート店員。融通の利かない公務員と現場主義のパート店員。決して出会うはずのなかったふたりは当然ぶつかり、そして何かが変わっていきます。果たして“県庁の星”と期待されていたキャリア公務員は、スーパーでも星となることができるのか? 本作は出世街道まっしぐらで何かを勘違いしてきたキャリア官僚と日々の忙しさで何かを諦めているパート店員が出会い、思わぬ化学反応を引き起こす「心の改革」の物語です。
『踊る〜』でノンキャリアの熱血刑事を演じた織田が、本作では一転して県庁のキャリア官僚・野村を演じます。そして、野村が研修で派遣される先の三流スーパーのパート・二宮を演じるのは『世界の中心で、愛をさけぶ』の柴咲コウ。さらに、監督は『白い巨塔』『エンジン』など数々の大ヒットドラマを手掛けてきた西谷弘が初の映画演出に臨みます。
今、何かが変わる。キャリアとパートのミラクル改革エンターテインメントの誕生です!
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野村(織田裕二)はK県庁のキャリア公務員で上昇志向丸出しの男。ビッグプロジェクトを足がかりに更なるステップアップを狙っている。そんな野村が民間企業との人事交流研修のメンバーに選出されるが、研修先は客もまばらなスーパー。しかも野村の教育係・二宮あき(柴咲コウ)は自分より年下のパート店員だった。意気込む野村だったが、スーパーでは全く役立たずの存在で、二宮とも事あるごとに衝突する。さらにプロジェクトから外され失意の底に落ちる野村。そんな野村の支えとなったのは意外にも二宮だった…。そして、野村は二宮と危機に瀕したスーパーの改革に乗り出すことになる。果たして改革はうまくいくのか? そしてふたりの心の中にも改革が起きるのか?!
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