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夜のピクニック
	２００６年９月30日(土)、丸の内プラゼールほか全国松竹・東急系ロードショー！
	２００６年／カラー／ビスタサイズ／ドルビーデジタル／１１７分

　第１回本屋大賞『博士の愛した数式』に続き、第２回本屋大賞に輝くベストセラー小説、待望の映画化！
　全校生徒１０００人で、24時間かけて80キロを歩く高校の伝統行事「歩行祭」。24時間という長いとき、80キロという気の遠くなるような道のりが、愉しく、ときには切なく、そして幸福感に包まれながら流れていく。
　原作は、青春小説からＳＦまで多くの作品を世に送り続ける恩田陸のベストセラー「夜のピクニック」。新聞・雑誌の書評で絶賛を受け、第26回吉川英治文学新人賞、そして本屋さんが一番お客様に薦めたい本に、「博士の愛した数式」（小川洋子著）に続いて第２回の本屋大賞を受賞しています。メガホンをとるのは『ココニイルコト』で多数の新人監督賞を受賞し、『13階段』『青空のゆくえ』などの作品でその作家性を高く評価されている俊英・長澤雅彦。40日におよぶ撮影、延べ５０００人を越えるエキストラを動員し、一大イベント「歩行祭」を、原作の持つスケール感そのままに映像化しています。脚本は『ココニイルコト』などで長澤監督とタッグを組み、監督の信頼の厚い三澤慶子。音楽は、長澤監督作品や岩井俊二監督作品の音楽を多数手掛けているREMEDIOSと海外で先行デビューを果たす新人バンドDAKOTA STAR が担当し、観客の心を心地良く弾ませる音楽を提供しています。
　出演は、『HINOKIO』で本年度ブルーリボン賞新人賞に輝いた多部未華子、『蝉しぐれ』でキネマ旬報の新人賞を受賞した石田卓也、『花とアリス』の郭智博、ＣＭやドラマで人気上昇中の西原亜希、『スウィングガールズ』の貫地谷しほりと松田まどか、『チェケラッチョ！』など公開作が続く柄本佑、『シムソンズ』など話題作への出演が続く加藤ローサほか、日本映画界を支える若手俳優が集結。
　ひたすら歩き続けていくことが、いつしか自分の心の声に向き合っていくことになり、ゴールを迎えたとき、隣にいる友人の大きさと温かさに気付く…。世代を超えて共感を呼ぶ、永遠普遍の青春映画がここに誕生しました。
　この秋、歩行祭という一大イベントを舞台に、かけがえのない友情が生む最高の奇蹟が、あなたの心に元気の灯をともします！

　１０００人一緒に24時間夜を徹して、80キロを歩く北高の伝統行事「歩行祭」。今年で高校生活最後の歩行祭を迎える甲田貴子（多部未華子）は、密かに賭けをしようと思っていた。それは、一度も話したことのないクラスメイトの西脇融（石田卓也）に話しかけるということ。そんな簡単なことができない理由が貴子にはあった。親友の美和子（西原亜希）にも、ニューヨークに引っ越してしまった杏奈（加藤ローサ）にも言えず、ずっと隠している秘密。それは、貴子と融が、同じ父親を持つ兄妹だということ。今日話せなければ、この先ずっと話せないだろう。でも、どうやって声をかけたら言いのか…。
　融も貴子を意識し、近づくことを恐れていた。しかし、無意識に貴子を目で追ってしまう融の姿に、親友の忍（郭智博）は融が貴子に恋愛感情を持っていると思ってしまう。
　そして貴子のクラスメイトの梨香（貫地谷しほり）や千秋（松田まどか）、高見（柄本佑）もふたりの関係を勘違いし、歩行祭の間にふたりをくっつけようと躍起になって応援するのだが…。
　１キロ、１キロとゴールが迫ってくる。果たして、貴子の賭けは叶うのだろうか？

監督：長澤雅彦
脚本：三澤慶子／長澤雅彦
原作：恩田陸「夜のピクニック」（新潮社刊）
企画・プロデュース：牛山拓二
プロデューサー：武部由実子／上原英和
撮影：小林基己
照明：中村裕樹
コンセプチュアルデザイン：種田陽平
編集：掛須秀一
音楽プロデューサー：伊東宏晃
音楽：REMEDIOS／DAKORA STAR
ＶＦＸプロデューサー：隠田雅浩

製作：ムービーアイエンタテインメント／エイベックス・エンタテインメント／I&S BBDO／Yahoo! JAPAN／夜光舎
企画・製作プロダクション：ムービーアイエンタテインメント
音楽制作：tearbridge production
製作賛助：ＩＦＦ
企画協力：ＪＣＭ
配給：ムービーアイ＋松竹　共同配給

甲田貴子：多部未華子
西脇融：石田卓也

戸田忍：郭智博
遊佐美和子：西原亜希
後藤梨香：貫地谷しほり
梶谷千秋：松田まどか
内堀亮子：高部あい
榊順弥：池松壮亮
榊杏奈：加藤ローサ
高見光一郎：柄本佑

藤巻先生：嶋田久作
校長先生：田山涼成
貴子の母親：南果歩

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