
2005年11月に公開された『ALWAYS 三丁目の夕日』は、多くの人々の熱い応援に支えられ、異例のロングランとなり、興行収入35億円、観客動員284万人を記録しました。日本アカデミー賞をはじめ、多くの映画賞も数多く獲得し、現在もDVD、ビデオのかたちで多くの人々の胸に届いています。公開直後から寄せられていた続編を望む声に応え、2007年、いよいよ『ALWAYS 続・三丁目の夕日』が公開されます。
監督・脚本・VFXはもちろん、前作に引き続き山崎貴。キャストも吉岡秀隆、堤真一、小雪、堀北真希、もたいまさこ、三浦友和、そして薬師丸ひろ子ら、前作のキャストが再集結するほか、新たな豪華メンバーも加わりました。
前作で話題となった、緻密な時代考証に基づいた昭和の完全再現は本作でも健在。三丁目の町並みや大通り、完成した東京タワーなどのほか、今回は「東京駅」、「羽田空港」、「日本橋」、また当時開通した「こだま」も登場し、さらにスケールアップした昭和の世界が作りあげられます。
前作を超えるVFX技術により再現された昭和を背景に、日本映画界を代表する演技派俳優たちが豪華共演。あらゆる世代が共感する感動と希望の物語が生まれます

東京オリンピックの開催が決定し、日本が高度経済成長時代に足を踏み入れた昭和34年春。黙って去ったヒロミ(小雪)を想い続けながら淳之介と暮らす茶川(吉岡秀隆)のもとに、実父の川渕が再び淳之介を連れ戻しに来ました。人並みの暮らしをさせるのを条件に淳之介を預かった茶川は、安定した生活をし、ヒロミに一人前の姿を見せるためにも、一度は諦めた芥川賞受賞の夢に向かって再び執筆を始めます。一方、鈴木オートでは六子(堀北真希)も一人前になり、順調に取引先が拡大していました。そんなある日、鈴木家に新しい家族が。事業に失敗した親戚の娘、美加をしばらく預かることになったのです。しかしお嬢様育ちの美加は、お手伝いさんのいない生活に戸惑い気味のようで…。