監督：塩田明彦
出演：妻夫木聡 柴咲コウ ほか
２００７年１月27日(土)より有楽座ほかにて全国ロードショー
上映時間１２８分
映像化不可能といわれた手塚治虫の幻の傑作「どろろ」が、発表から40年の時を経て、今、実写映画となって蘇る！ 映画「どろろ」は、特殊な舞台設定を実現するために、ニュージーランドでのロケをはじめ、日本映画の枠を超えた撮影体制で挑んだ超大作感動冒険活劇。主役の百鬼丸には妻夫木聡、どろろには柴咲コウがキャスティングされ、「俳優としての今までのキャリアのすべてを出す」という意気込みの下、これまで出演したどの映画・ドラマでも見せたことのない表情とアクションをスクリーンにお見せすることとなる。さらに、中井貴一、原田美枝子、瑛太、杉本哲太、麻生久美子、土屋アンナ、劇団ひとり、中村嘉葎雄、原田芳雄ほか、錚々たるメンバーが出演を果たしている。
２００７年新春――日本は“本物のエンタテインメント”に目覚める。
遠い昔、いや未来かもしれないある国。終わりの見えない戦国の世を憂う武将・醍醐景光（中井貴一）は、戦乱の世を治める力を得るため、自分の子の体48箇所を魔物に差し出す。こうして生まれた百鬼丸（妻夫木聡）は、医師の寿海に仮の体と護身のための妖刀を与えられ、見事な成長を遂げる。やがて、魔物を倒すごとに奪われた体の一部を取り戻せることを知った百鬼丸は、魔物退治の孤独なたびに出る。一方、ひょんなことから百鬼丸の存在を知ったこそ泥のどろろ（柴咲コウ（は、百鬼丸の強さの象徴である妖刀を奪うため、彼を追いかけ始める。こうして始まったふたりの旅の先に、大きな闇が広がり始める…。
