日本映画専門情報サイト:fjmovie.com

fjmovie.comトップページ作品情報一覧>みづうみ
作品スチール

みづうみ

監督:安達正軌
出演:吉井怜 藤本七海 笠原紳司 渡辺真起子 ほか

2007年4月21日(土)より渋谷シネ・ラ・セットにてモーニング&レイトショー

2006年/DV/ステレオ/77分 

イントロダクション

作品スチール

「一人で死ぬのは、なんかちょっと…」それは、最悪な夜のはじまりだった――
 自分の愛を見せ付けたいがために、不倫相手の娘を連れ出す鞆絵。ただ両親からの愛を求める夕美。誰もが愛されたいと願っている。弱虫なのは自分だけじゃないって。死んでしまおうとまで思っていたからこそ、なんだってできる。今までにない勇気が湧いてくる。お互いを守ろうとする気持ちが湧いてくる。サスペンスでもホラーでもない、新しいジャンルの映画が誕生した。
 出演は、様々なことに巻き込まれながら本当の愛を知る主人公・鞆絵役に『刺青』『Love my life』など主演作が続き、着実に女優としてのキャリアを積み重ねている吉井怜。本作でも重みのある演技で映画全体を引っ張っている。そして鞆絵の不倫相手の娘・夕美役には「天才てれびくんMAX」で注目され、映画、テレビ、CMと活躍の場を広げる藤本七海。ひとりで悩み壊れていく青年には「未来戦隊タイムレンジャー」で人気となった笠原紳司。そして『M/OTHER』の主演で高い評価を得た渡辺真起子が銀行強盗役で初めてのアクションに挑んでいる。
 監督は『ZOO/SEVEN ROOMS』『ラブサイコ』など監督作だけでなく、清水崇監督作『輪廻』や園子温監督『エクステ』では脚本家としても活躍する安達正軌。複雑な関係の4人の気持ちが交錯する不思議な群像劇を描き出す。

ストーリー

 湖に浮かぶ一艘のボート。その中で向かい合う鞆絵(吉井怜)と夕美(藤本七海)。鞆絵は親に内緒で夕美を連れ出し、彼女の前で自殺しようとしていた。
 しかし間抜けな失敗で死ぬことができず、岸に戻ろうとしたとき、遠くの橋から人が飛び降りるのを見てしまう。慌てて近くに行ってみると、若い青年(笠原紳司)が岸に上がっていた。鞆絵は青年を助け、車で街まで連れて行く。青年の服をコインランドリーで乾かし、夕美を車に残し、スーパーへ行く鞆絵と青年。
 ひとり車に残された夕美。そこに、ひとりの女(渡辺真起子)が車に乗り込んできると車を走り出させる。スーパーから戻ってきた鞆絵と青年は車がないことに気づく。親に内緒で夕美を連れ出しているため、警察に知らせることはできない。ふたりは青年が飛び降りた橋の上まで戻ってきた。そしてちょうど岸の向こうには盗まれた車が止まっている。隙をみて車から逃げ出す夕美だが、気づいた女が追いかけてくる。女は近くの銀行で強盗をはたらいていたのだ。しかし、銀行にしてやられて手に入れたのは一番上だけが本物であとは真っ白の札束。その状況を理解した夕美は、女にある提案をする――。
 それぞれに複雑な事情を抱えた4人の男女。それぞれの想いが複雑に交錯する、長い夜が始まった。

キャスト

  • 山吹鞆絵:吉井怜
  • 藤原夕美:藤本七海

  • 矢田亮太:笠原紳司
  • 弦巻亜希子:渡辺真起子

  • 弦巻高市:亀山助清
  • ラジオのアナウンサー:吉田涙子(文化放送アナウンサー)
  • 刑事:佐藤貢三
  • 銀行員:塚本三直恵
  • 藤原伸二:斎藤歩

スタッフ

  • 監督:安達正軌
  • 原案・脚本:関口美由紀

  • エグゼクティブプロデューサー:藪考樹/毎熊邦夫
  • プロデューサー:川端基夫/狩野義則
  • ラインプロデューサー:平鉢雄二
  • 音楽:NON' SHEEP/ROCKET K/MIX MARKET/真崎ゆか/CLUBFOLK/flashback/東山麻美
  • 撮影:安田光
  • 照明:福田裕佐
  • 録音:古谷正志
  • 編集:山中貴夫
  • 監督助手:泉佳央里
  • 殺陣:二家本辰巳
  • スタイリスト:永井伸子
  • ヘアメイク:波止和子
  • スチール:須藤秀之
  • 宣伝美術:西村恭平(トリプル・オー)
  • アシスタントプロデューサー:田中美知太郎

  • 製作:モブシネマパートナーズ
  • 制作:モブキャスト
  • 制作協力:ブレス
  • 制作プロダクション:ウィルコ

スポンサーリンク