
ミュージシャンとしてデビューし、その後俳優としてテレビ、映画で活躍する陣内孝則。2003年には自らの体験を元にした映画『ROCKERS』で映画監督としてもデビュー、あらゆるシーンでマルチな才能を如何なく発揮してきた彼が、8年の月日を費やした映画が完成した。
“観る者を惹き付けてきた男”陣内孝則を惹きつけたのは、アイスホッケー。その魅力にとりつかれた陣内が企画から脚本、監督を担当。弱小少年アイスホッケーチームを舞台に繰り広げられる、素人監督と少年たちの成長。そして、笑顔を失った少年と、病気の少女の恋。氷を切り裂きゴールに突き進むスピード感と接触プレーの圧倒的迫力。そして底抜けに明るい少年たちの青春が、オール北海道ロケにより鮮やかにスクリーンに映し出される。
主演には、『世界の中心で、愛をさけぶ』で観る者の心を揺さぶるほどの存在感を見せつけた森山未來と、カーリング日本代表を描いた『シムソンズ』での爽やかな好演が記憶に新しい加藤ローサ。そして実際にアイスホッケーチームに所属する少年たちによるリアルな試合描写で、必死にがんばることの素晴らしさ、誰かのために自分を犠牲にしてがんばる少年たちの熱い心を描く! 笑って、泣いて、手に汗握らせる!! そんな心温まる最高のエンターテインメント・ムービーが誕生した。

タップダンサーの修平(森山未來)はプロになるという夢破れ、逃げるように恋人の静華(加藤ローサ)がいる北海道へ。静華との結婚を望む修平に静華の父親が出した条件は、彼がオーナーをつとめる少年アイスホッケーチーム“スマイラーズ”を勝利に導くこと。しかし修平はスケートも滑ったことも、アイスホッケーのルールも知らないど素人。おまけにチームは1度も勝ったことがなかった……。
だが、得意のタップダンスを活かした修平の奇想天外な練習と作戦で、チームはめきめきと力をつけていく。クリスマスの大会に向け猛特訓を続ける中、エースの昌也と心を通わせていた少女・礼奈(岡本杏理)が病で倒れてしまう。自分たちの勝利が礼奈が病気に立ち向かう勇気を与えられると信じて、修平と少年たちは勝利を誓う!! チームは初勝利を飾れるのか!? そして昌也と礼奈、幼いふたりの恋の行方は――。