フリーターの金子徹平(加瀬亮)はIT会社の面接へ向かう途中、痴漢に間違われ、罪状の否認を続けるうちそのまま警察署に拘留されることに。罪を認めれば相手と示談の上、すぐに釈放されると聞かされるが、自分の無実を主張し続け、ついには検察から起訴されてしまう。母・豊子、友人の斉藤は、徹平の潔白を信じて右往左往した結果、新人弁護士・須藤莉子(瀬戸朝香)と裁判官出身の老練な弁護士・荒川正義(役所広司)に出会い、助力を求める。
それでもボクはやってない
監督:周防正行
出演:加瀬亮 瀬戸朝香 役所広司 ほか
2007年1月20日(土)よりシャンテシネほかにてロードショー
上映時間143分
日本から世界へと羽ばたいた、あの『Shall we ダンス?』から11年。全世界が注目する周防正行監督の最新作がついに登場しました! これまで『ファンシイダンス』で“仏門修行”、『シコふんじゃった。』で“学生相撲”、そして『Shall we ダンス?』で“ボールルームダンス”、といった意外な切り口のエンタテインメント作品を発表してきた周防監督が11年ぶりの映画に選んだテーマは“裁判”。しかし本当の裁判がどのようなものか、あなたはご存知ですか? この映画は、ある青年が通勤電車の車内で痴漢に間違われ、その後1年にわたる裁判を経験していく姿を通して、日本の刑事裁判制度の問題点を明らかにする“とことん社会派”ムービーなのです。あなたの知らない“刑事裁判”の恐るべき現実とは!? 知りません、ではすみません。明日裁かれるのはあなたかもしれない。
- フリーター・金子徹平:加瀬亮
- 新人弁護士・須藤莉子:瀬戸朝香
- 徹平の友人・斉藤達雄:山本耕史
- 徹平の母・金子豊子:もたいまさこ
- 主任弁護士・荒川正義:役所広司
- 監督:周防正行
- 製作:フジテレビジョン/アルタミラピクチャーズ/東宝