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作品スチール

大帝の剣

監督:堤幸彦
出演:阿部寛 長谷川京子 宮藤官九郎 黒木メイサ ほか

2007年4月7日(土)より全国ロードショー

イントロダクション

作品スチール

 「キマイラ・吼」「サイコダイバー魔獣狩り」「餓狼伝」「陰陽師」など多数のベストセラーシリーズを発表し、広範な読者を魅了している夢枕獏。その作品群の中でも特に破天荒な魅力にあふれる超SF伝奇時代劇「大帝の剣」が待望の映画化を果たした。忍術・妖術・剣術入り乱れる“夢枕獏ワールド”に挑んだのは、『TRICK』シリーズ、『サイレン』『明日の記憶』と精力的に作品を発表し、卓越した映像センス、ユーモアで人気の奇才・堤幸彦。
 主人公の“大剣を背負った大男・万源九郎”を演じるのは「TRICK」『バルトの楽園』「結婚できない男」『アジアンタムブルー』など、TV・映画・CMで幅広く活躍し、演技・人気ともに定評のある阿部寛。堤監督との絶妙なコンビネーションで魅せるコミカルな演技は必見だ。共演には、麗しい豊臣の姫・舞に長谷川京子。舞を守るべく一緒に旅する真田の忍者・佐助にはマルチな才能で活躍する宮藤官九郎が扮する。また謎の美剣士・牡丹に黒木メイサ、真田幸村に津川雅彦、真田忍軍・霧の才蔵に本田博太郎。一方、彼らを襲う熊の手を持つ熊男・権三に遠藤憲一、妖怪忍者軍団“土蜘蛛衆”を竹内力、六平直政、杉本彩、大倉孝二といった多彩なキャストが熱演。さらには江守徹の語りで観る者を“ツツミワールド”へ引きずり込む。
 作品のエンディングを盛り上げる主題歌はGLAYの「鼓動」。リーダーのTAKUROと堤監督がミーティングを重ね、TAKUROの作詞・作曲による映画の世界そのままの壮大な楽曲が誕生した。

ストーリー

作品スチール

 時は、華のお江戸に徳川幕府が生まれて数十年後くらい。主人公はその人並はずれた巨体に大剣を背負う万源九郎(阿部寛)。その大剣は、持った者に想像を絶する力を与えるオリハルコンという謎の地球外金属で作られた“三種の神器”のひとつ“大帝の剣”。この世にはあとふたつ、同じオリハルコンから作られた“闘神の独杵鈷”と“ゆだの十字架”が存在し、みっつの神器全てを手にした者は世界を征するほどの凄まじい力が手に入ると言い伝えられている。
 源九郎は亡き祖父の「“三種の神器”を本来持つべき者に届けよ」という遺言を父から受け継ぎ、残りふたつの神器を求めて旅を続けていた。その旅の道中、豊臣の血を引くがゆえに徳川から命を狙われる麗しき姫・舞(長谷川京子)に出会う。襲われる舞を救った成り行きで舞と彼女を守る真田の忍者・佐助(宮藤官九郎)と共に旅を続けることになった。旅を続けるうちに、不可解な言動を見せ始める舞。なんと、舞の体内にはオリハルコンを求めて地球にやってきた宇宙人ランが寄生していたのだ!更に、その様子を密かに覗う謎の美剣士・牡丹(黒木メイサ)もまた、オリハルコンを求めていた。
 一方、“三種の神器”と舞の命を狙う徳川が放つ破顔坊(竹内力)、黒虫(六平直政)、姫夜叉(杉本彩)、手妻の籐次(大倉考二)といった妖怪忍者軍団“土蜘蛛衆”。そして、宇宙人ランを追って、宇宙の果てから宿敵ダクシャが来襲し、野生の熊、猟師の権三(遠藤憲一)、破顔坊と次々にその宿主を変え、源九郎たちの行く手を阻む。
 次々に襲い掛かる人智を超えた敵、オリハルコンをめぐる壮絶な死闘に、源九郎は不敵に笑う…おもしれぇ!!

キャスト

  • 万源九郎:阿部寛
  • 舞:長谷川京子
  • 佐助:宮藤官九郎
  • 牡丹:黒木メイサ
  • 破顔坊:竹内力
  • おやかた様:津川雅彦
  • 霧の才蔵:本田博太郎
  • 権三:遠藤憲一
  • 手妻の籐次:大倉孝二
  • 黒虫:六平直政
  • 姫夜叉:杉本彩
  • 語り手:江守徹

スタッフ

  • 原作:夢枕獏(エンターブレイン刊・角川文庫刊)
  • 監督:堤幸彦
  • 脚本:天沢彰

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