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XX(エクスクロス)魔境伝説

監督:深作健太
出演:松下奈緒 鈴木亜美 ほか

2007年12月1日(土)ロードショー

イントロダクション

作品スチール

 突如襲い掛かってくる村人たち。頼りの親友の行方も分からず、謎のケータイからのメッセージに困惑するしより。狂気に染まった不気味な村人たち、親友の不可解な行動、そして村の謎を熟知しているケータイの男……。すべてが信じられなくなった主人公・しよりに、さらなる悲劇が訪れる――。
 “サウンドノベル”と呼ばれる新しい手法で多くのファンをひきつけ、2004年の第1回「このミステリーがすごい!」大賞で話題をさらった上甲宣之「そのケータイはXX(エクスクロス)で」が待望の映画化を果たした。
 傷心旅行に訪れた温泉地で、突如襲い掛かってくる村人たちから逃げ惑う女子大生・しよりを演じるのは、ピアニストであり『未来予想図 〜ア・イ・シ・テ・ルのサイン〜』などで女優としてもたしかな演技力を発揮している松下奈緒。しよりの友人で、謎の女・レイカとの壮絶な闘いを繰り広げる愛子役にはトップアーティストとして活躍した鈴木亜美が扮し、女優としての新境地を開いている。
 そして謎の女・レイカには、原作者をして「原作にない荒技を魅せる!」と絶賛させた小沢真珠、しよりと愛子がケータイで助けを求める友人・弥生に多方面で注目を集める中川翔子、しよりの元カレで愛子とも密かに連絡を取り合っていた朝宮に若手実力派・池内博之、しよりを導く謎の携帯電話の声を、大ヒット米TVシリーズ「24」のジャック・バウアー役で知られる小山力也と、個性あふれる共演陣が揃った。
 斬新な発想の原作をたくみに脚本化したのは『デスノート』シリーズの大石哲也。監督は『バトル・ロワイアル』シリーズ、『スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ』でその迫力ある演出に定評のある深作健太。秩父の山奥や奥飛騨などでロケ撮影をおこない、緊迫感あふれる映像を生み出した。
 観る者を恐怖の奈落に突き落とす、圧倒的な迫力のジェットコースター・スリラーがここに誕生した!

ストーリー

作品スチール

 人里離れた温泉地“阿鹿里村(あしかりむら)”。訪れる人々を常に監視しているようなどこか怪しげな村人たち。この“阿鹿里村”には絶対に知られてはならない秘密があった…。  誰にでも優しく、友人の多いしより(松下奈緒)と、自由奔放な性格の愛子(鈴木亜美)。彼氏に浮気されて落ち込むしよりを親友の愛子が“阿鹿里村”への温泉旅行に誘った。すべてを忘れようと旅行に来たしよりだが、ふとしたことがきっかけで愛子と喧嘩になってしまい、ふたりは別々の行動をとることになる。
 日が落ちて静まり返った村。突如、村中が停電に見舞われる。暗闇の中で、部屋の奥から鳴り響く謎の携帯電話。「今すぐ逃げろ!足を切り落とされるぞ!!」。誰だかわからない声の主の叫びとともに、村の様子が一変、村人たちがしよりに襲い掛かってくる。取り囲んだ村人たちを振り切って、着の身着のまま飛び出すしより。頼りの愛子の携帯はつながらない。しよりは友人の弥生(中川翔子)に電話をするが「“阿鹿里村”という村は存在しない。愛子には気をつけて」と告げられる。彼氏の浮気は、愛子が仕組んだものだったのだ。湧き上がる疑念。愛子はなにを企んでいるのか……。
 一方、愛子も謎の女レイカ(小沢真珠)に襲われ、窮地に陥っていた。鮮血が壁を伝い、死の恐怖を目の当たりにする愛子。
 複雑な人間関係が謎を深め、しよりと愛子のふたりは、さらなる恐怖へと追い込まれてゆく……。

キャスト

  • 水野しより:松下奈緒
  • 火請愛子:鈴木亜美

  • 朝宮圭一:池内博之
  • 橘弥生:中川翔子
  • レイカ:小沢真珠
  • 携帯電話の声:小山力也

スタッフ

  • 監督:深作健太
  • 脚本:大石哲也
  • 原作:上甲宣之「そのケータイはXXで」(宝島社刊)

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