
1980年に第1作「のび太の恐竜」が公開されて以来、ほぼ毎年春休みに公開され、日本の春に欠かせない存在となっている「映画ドラえもん」シリーズ。テレビ版にあわせて声優キャストを一新してからはかつての作品のリメイクが続いてきましたが、今回の『映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝』は、新キャストによる3作目にして、初のオリジナル新作となります。
のび太がある日見つけた小さな苗木から生まれた“キー坊”。それは大冒険の始まりだった……。植物星人によって、植物たちが暮らす不思議な世界に連れてこられてしまったドラえもんたちの新しい冒険が、今、始まります!
監督は、映画、テレビを通して「ドラえもん」シリーズに長く携わり、2006年の『のび太の恐竜2006』で監督をつとめた渡辺歩。
キャストは、ドラえもんに水田わさび、のび太に大原めぐみらテレビシリーズでお馴染みのメンバーに加え、映画・テレビで大活躍の女優・堀北真希が王女リーレ役でアニメの声優に初挑戦しています。
そして主題歌は、人気アーティスト・絢香の「手をつなごう」。
ぼくらの希望が、未来を動かす。「信じる」という気持ちの大切さを描くこの作品は、きっと子供たちだけでなく大人の心をも動かします。

のび太(声:大原めぐみ)がある日見つけた小さな小さな苗木。その苗木はドラえもん(声:水田わさび)が“植物自動化液”をかけたことによって自由に動けるようになる。
この新しい友達は、木から生まれた“キー坊”と名付けられた。すばしっこくていたずらっ子なところがあるものの、のび太にとって弟のように大切な存在となる。
そんなころ、宇宙の果てにある植物たちの暮らす“緑の星”では、植物星人たちが地球上の植物への破壊活動に怒り、地球のすべての植物を奪い取ろうとしていた。そしてドラえもんたちも“緑の星”に連れてこられてしまう。植物星人たちは、キー坊の秘められた力を利用しようとしていたのだ。
ドラえもんたちは地球の危機を救えるのか。そして謎の王女リーレ(声:堀北真希)が呼び出した、伝説の緑の巨人の正体とは……!?