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ジュテーム〜わたしはけもの

監督:星田良子
出演:芦名星 加藤雅也 和田正人 ほか

2008年11月22日(土)から12月5日(金)まで角川シネマ新宿2にて期間限定ロードショー

2008年/35mm/ビスタサイズ/DTSステレオ/109分 R-15

イントロダクション

作品スチール

 大都会の中、生きることに疲れたひとりの若い女は、見知らぬ男に抱かれることで、強く、美しく変貌していく。やがて彼女の前に、ひとりの傷ついた男が現われる……。
 日本・イタリア・カナダ3ヶ国の合作映画『シルク』のヒロインに抜擢され、世界から注目を集めた芦名星。『鴨川ホルモー』『カムイ外伝』と話題作への出演も続き、いまその動向から目が離せない若手女優である彼女が、さまざまな男に抱かれる高級コールガールを大胆に熱演する。
 原作・脚本は「金曜日の妻たちへ」「29歳のクリスマス」など、数々のヒットドラマの脚本を手がけてきた鎌田敏夫。若い女性を主人公に、現代の愛と性のドラマを作り出した。
 主人公・由佳の人生を大きく変えていくことになる男・進藤を演じるのは『許されざる者』『アンフェア the movie』など、さまざまな作品で多彩な表情を見せる加藤雅也。そして由佳の元カレには『アシンメトリー』で初主演を果たした若手俳優の和田正人。由佳をコールガールの世界へと誘う山藤に洞口依子。さらに、不破万作、斉藤洋介ら演技巧者が顔を揃えた。  監督は「29歳のクリスマス」で鎌田とコンビを組んだ星田良子。ドラマ演出のほか舞台も手がける俊英の劇場映画初監督作となる。
 大都会というジャングルで、けもののように男を愛していく由佳。『ジュテーム わたしはけもの』が描くのは“自分の責任のもとに、自分の力で生きていく”という決意を持ったひとりの女性の生きざまだ。

ストーリー

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「私を勝手に理解しないでください」――ビルから飛び降りた女性が遺した書き置き。その言葉は、自殺を目撃した村上由佳(芦名星)の中に深く刻みつけられた。
 街で山藤(洞口依子)という女性から声をかけられた由佳は、山藤のもとで高級コールガールとして働きはじめる。昼は100円ショップで働きアパートに戻る質素な生活を送り、山藤から連絡があると“大木静香”というもうひとつの名前を名乗り男に抱かれる由佳。由佳はさまざまな男たちの人生を目撃していく。
 ある日、由佳はホテルに代議士の進藤(加藤雅也)を訪ねる。進藤へ“プレゼント”を贈りたいという依頼があったのだ。だが、進藤は由佳を抱こうとしない。由佳の派遣を依頼したのは、進藤を貶めようとする誰かのようだ。部屋の外には進藤の醜聞を狙うカメラマンが待ち構えているかもしれない。由佳は進藤の指示のままなにもせず部屋で待ち続けることになる。
 コールガールを軽蔑するような進藤の態度に反発を覚えていた由佳だったが、言葉を交わす中で進藤が自分が同じ心の空白を抱えていることに気づき、彼に好意を抱いていく。由佳は自分を抱いてくれるよう求めるが、進藤はかかってきた電話を受けると、そのまま部屋から立ち去ってしまう。
 進藤が部屋に戻らぬまま夜は過ぎ、自分のアパートに帰った由佳は、ニュースで進藤が何者かに拉致され行方不明になったことを知る。そして由佳の周辺が慌しくなる。バイト先にやってきた刑事、ある画策をする別れた恋人の達也(和田正人)。
 人々の思惑が交錯する中、やがて由佳と進藤は思わぬかたちで再開を果たす……。

キャスト

  • 芦名星
  • 加藤雅也
  • 和田正人

  • 不破万作
  • 斎藤洋介
  • 半海一晃
  • 森山米次
  • 高久ちぐさ
  • 遠藤雅
  • 渡部豪太

  • 洞口依子

スタッフ

  • 監督:星田良子
  • 原作・脚本:鎌田敏夫(小説「ジュテーム からだ・肉体・からだ」角川書店刊

  • 企画:中山和記
  • プロデューサー:貸川聡子

  • 撮影:川田正幸
  • 照明:高山喜博
  • 美術:鈴木浩二
  • 録音:竹中泰
  • 映像:植木康弘
  • 編集:平川正治

  • 音楽:松浦有希

  • 制作プロダクション:共同テレビジョン
  • 製作:『ジュテーム〜わたしはけもの』製作委員会
  • 配給:角川映画/アンプラグド
  • 宣伝:アンプラグド

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