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作品スチール

陰日向に咲く

監督:平川雄一郎
出演:岡田准一 宮崎あおい 伊藤淳史 ほか

2008年1月26日(土)全国東宝系ロードショー

イントロダクション

 2007年ゴールデン・アロー賞放送賞を受賞、いまやタレントに留まらず多方面で活躍を見せる劇団ひとり。その処女小説にして75万部を超える大ベストセラー小説となった「陰日向に咲く」が、豪華キャストで完全映画化を果たした。
 世の中には、日の当たる所と日の当たらないところがある。でも、その日の当たらない所にも花を咲かせたい……。うまく伝わらないかもしれないけど伝えたい。思いが届かないかもしれないけど、思い続けたい。冴えない、情けない、カッコ悪い。でもどこかオカシクて愛おしい。東京に生きる“どこか日の当たらない”人々を、思いをユーモア溢れる優しい視点で綴る感動のヒューマンコメディ。一組の男女を軸に、陰日向で懸命に生きている9人の人生が交錯する。
 ダメダメだけど、どこかに誰もが共感できる部分を持った登場人物たちを演じるキャストには、劇場映画ならではの顔ぶれが揃った。V6で活躍、俳優としての評価も高い岡田准一、日本を代表する若手女優となった宮崎あおいをはじめ、塚本高史、伊藤淳史、平山あや、緒川たまきなどの若手人気俳優陣。さらに西田敏行、三浦友和といったベテラン陣が加わり、世代を越えた絶妙な演技のアンサンブルを見せる。
 監督は、数々のテレビドラマを手掛け、2007年の劇場デビュー作『そのときは彼によろしく』も高く評価された若手期待の平川雄一朗。
 みんな不器用で冴えなくて、カッコ悪くて――。けれども、愛おしくて抱きしめたくなる。そんな日陰の9人の物語に、誰もが“ひとりじゃない”と思える感動の瞬間が訪れる。

ストーリー

 夏の東京。1週間後に台風が上陸が予想されているこの都会で、ダメダメな人々が陰日向の奮闘をしていた。
 借金地獄のシンヤ(岡田准一)はオレオレ詐欺を働くが、相手の老婆と親しくなってしまいカネを引き出せない。母・鳴子(宮崎あおい)の思い出探しをする寿子(宮崎あおい・二役)は、売れない芸人・雷太(伊藤淳史)に恋した若いころの母が働いていたストリップ劇場へ。ゆうすけ(塚本高史)が一途に応援する25歳のアイドル・みゃーこ(平山あや)に突然ブレイクの機会が訪れ、ふたりの関係に変化が……。エリートサラリーマンのリュウタロウ(三浦友和)は、大ボラ吹きのホームレス・モーゼ(西田敏行)に憧れ、果てはダンボール生活を始める。
 そしてついに台風が上陸すると、一見無関係な陰日向の人々の人生が重なり合って奇跡の瞬間が訪れる。その先には思わぬドラマが待っていた――。

キャスト

  • シンヤ:岡田准一
  • 鳴子・寿子:宮アあおい
  • 雷太:伊藤淳史
  • みゃーこ:平山あや
  • ジュピター:緒川たまき
  • ゆうすけ:塚本高史
  • モーゼ:西田敏行
  • リュウタロウ:三浦友和

スタッフ

  • 監督:平川雄一朗
  • 原作:劇団ひとり「陰日向に咲く」(幻冬舎刊)

  • 製作:「陰日向に咲く」製作委員会
  • 製作プロダクション:東宝映像制作部
  • 配給:東宝

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