
サバイバルランドでの女子高生7人を巻き込んだ惨劇から数日が過ぎた。生き残った女子高生たちは、ある者は心に傷を負い、ある者は身体に重大な変調をきたし、医療機関へと隔離されていた。
秋川葵(仲村みう)は、ただひとり、ほとんど外傷もなく保護されていたが、自分がみんなをサバイバルランドに案内したことを深く後悔し、事件について質問をされてもひたすら沈黙を貫いていた。
事件は表向きには女子高生の集団失踪として報道されていたが、葵の恋人の藍田勇平(白石隼也)は、その報道に納得できず、手がかりを探して葵たちの足跡を追いはじめた。
一方、政府はゾンビの感染力に危機感を抱き、ゾンビ化の原因を探るため調査員をサバイバルランドへと派遣する。それを知った葵は調査に同行しようとするが聞き入れられず、病院を抜け出して単身サバイバルランドへと向かった。
こうして、わずかな手がかりを頼りにサバイバルランドにたどり着いた勇平と、サバイバルランドへ戻ってきた葵は再会を果たすが、お互いを心配するゆえに衝突してしまう。そしてふたりは調査員に見つかってしまうが、パークに残っていたゾンビが調査員を襲い、調査員もゾンビ化してしまう。葵と勇平はからくも逃げるが、勇平は傷を負ってしまった。
パーク内の建物で勇平の手当てをする葵。勇平は不安がる葵を慰め、初めて素直になれたふたりはその夜、身体を重ねる。
翌日、葵の身に変調が起きた。その症状はまるで、妊娠しているかのようだった。まさか!? そして、勇平の身にも別の異変が起こりはじめていた……。