“血の大みそか”から15年が経った西暦2015年。歴史では、2000年の巨大ロボットによる人類滅亡計画は、悪魔のテロリスト・ケンヂとその仲間がおこなったものとされ、それを阻止した“ともだち”は世界の救世主と崇められていた。そして“ともだち”は、間もなく人類が滅び、“ともだち”を信じる者だけが救われるという予言を広める。
ケンヂの姪・カンナ(平愛梨)は、行方不明になったケンヂに替わり、ユキジ(常盤貴子)によって育てられ、高校生となっていた。“血のおおみそか”の真相を知るゆえに“ともだち”を救世主とする歴史に反発するカンナは、あるきっかけから刑事の蝶野(藤木直人)と知り合い、蝶野は次第にカンナの話を信じ、手助けするようになっていく。だが、学校でも問題児扱いされるカンナは“ともだちランド”での研修を命じられてしまった。“ともだちランド”とは、“ともだち”が統治する社会のルールからはみ出した人間を洗脳する施設だ。“ともだちランド”で優秀な成績を記録したカンナは、ボーナスステージへと進み“ともだち”の真相に近づいていく。
一方、オッチョ(豊川悦司)、ヨシツネ(香川照之)ら、“血の大みそか”以来散り散りになっている秘密基地のメンバーたちは、それぞれひそかに闘いを続けていた。そんな中、モンちゃんは「しんよげんの書」の存在に気づく。蘇ってゆく“ともだち”を知る幼馴染たちの記憶。いったい“ともだち”は誰なのか!?
20世紀少年<第2章> 最後の希望
監督:堤幸彦
出演:豊川悦司 常盤貴子 平愛梨 香川照之 ほか
2009年1月31日(土)全国東宝系ロードショー
ベストセラーコミックの実写映画化第2弾『20世紀少年<第2章> 最後の希望』がいよいよスクリーンに登場する!
日本だけでなく、世界各国で人々を魅了し、フランスでは権威あるアングレーム国際漫画祭・最優秀長編賞を受賞した浦沢直樹の傑作コミック「20世紀少年」。監督に『トリック 劇場版』『まぼろしの邪馬台国』などの堤幸彦を迎え、豪華オールスターキャストが出演と、日本映画界に例をみないスケールで実現した実写映画第1弾は、2008年夏に公開され大ヒットを記録! 日本公開に先駆けて開催されたパリでのワールドプレミアでは、劇場の外までキャンセル待ちの人々があふれるほどの盛況を見せた。
海外の配給会社からのオファーも殺到し、全世界からの期待が高まる中、待望のシリーズ第2弾が公開される。
第2弾の舞台となるのは、“血のおおみそか”から15年を経た西暦2015年。「2015ねん しんじゅくの きょうかいで きゅうせいしゅはせいぎの ためにたちあがるが あんさつされてしまうだろう」。発見された「しんよげんの書」に記された言葉の意味は?
第1作から引き続き登場するキャストに新しいメンバーも加わり、新たな展開とともに、驚愕の真実が次第にその姿を現していく。“救世主”とは誰なのか? そして、世界は?
世界を待ち望んだ衝撃のストーリーが、2009年1月、降臨する。
- オッチョ:豊川悦司
- ユキジ:常盤貴子
- カンナ:平愛梨
- ヨシツネ:香川照之
- サダキヨ:ユースケ・サンタマリア
- 蝶野:藤木直人
- 角田:森山未來
- 春波夫:古田新太
- 高須:小池栄子
- キリコ:黒木瞳
- 監督:堤幸彦
- 原作:浦沢直樹「20世紀少年」(小学館ビッグスピリッツコミックス刊)
- 製作:日本テレビ/小学館/東宝/バップ/読売テレビ/電通/読売新聞/シネバザール/オフィスクレッシェンド/ディーライツ/STV/MMT/SDT/CTV/HTV/FBS