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劇場版 交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい

総監督:京田正己
声の出演:三瓶由布子 名塚佳織 藤原啓治 根谷美智子 ほか

2009年4月25日(土)よりテアトル新宿、テアトルダイヤ、テアトル梅田、伏見ミリオンほか全国順次公開

2009年/カラー/ビスタサイズ/DTS/115分

イントロダクション

作品スチール

 2005年から1年間にわたりMBS・TBS系で放映されたアニメ「交響詩篇エウレカセブン」は、テクノミュージックやサーフカルチャーなど、サブカルチャーの要素を散りばめ、従来のSFロボットアニメの枠を越え、幅広い層の人気を集めた。第20回デジタルコンテンツグランプリや第5回東京アニメフェアテレビ部門最優秀賞に輝くなど高く評価され、放映終了後もDVDが高セールスを記録するなど人気の衰えない本作が、放映終了から3年を経て、スクリーンに登場する。
 『劇場版 交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい』は、テレビ版の総集編ではない。テレビ版で使われていた映像も、まったく別のシチュエーションのカットとして使われている。さらに大幅な新作カットをミックスし、再編集でも再構築でもない新たな手法によって、もうひとつの「エウレカセブン」を作り出したのだ。
 その劇場版が描くのは、少年・レントンと少女・エウレカの恋の物語だ。世界を揺るがす大きな運命の中で、レントンとエウレカはふたりの未来を目指す。
 総監督・脚本はテレビシリーズでも監督をつとめた京田知己。キャラクターデザインには吉田健一、メカシーンを中心に統括する特技監督に村木靖と、テレビシリーズのオリジナルスタッフが再集結。キャストも、レントンに三瓶由布子、エウレカに名塚佳織、ホランドに藤原啓治ら、オリジナルキャストが顔を揃えた。
 2009年に「再生」を果たした『エウレカセブン』。それは「いま」を生きる少年少女へ、そして少年少女だったすべての人に送る、希望の神話だ。

ストーリー

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 幼いころ、レントン・サーストンは、ドミニク(声:山崎樹範)に連れられ、エウレカとともに丘に登った。“虹色の光の中で願いごとをすると、それは必ず叶う”。冬が終わる直前の丘で、ドミニクはレントンたちにそんな話を聞かせてくれた。その翌朝、ドミニクはなにも告げずに街を去り、それから1週間後、レントンのもとにドミニクがこの世を去ったという知らせが届く。そして、エウレカはレントンの目の前で人民解放軍によって連れ去られた。
 8年後。宇宙より飛来した謎の生命体・イマージュと人類の争いは、すでに45年に及ぼうとしていた。14歳になったレントン(声:三瓶由布子)は、ホランド・ノヴァク(声:藤原啓治)が隊長をつとめる人民解放軍第303独立愚連隊の一員として戦闘母艦・月光号に乗り込んでいた。KLF・ニルバーシュを駆り初陣に臨んだレントンは、イマージュとの戦闘の中で、8年前に離れ離れになったエウレカ(声:名塚佳織)と再会を果たす。
 イマージュを殲滅しエウレカを取り戻したレントンだったが、エウレカこそが、ホランドたちが求めていた“軍の最重要機密”であることを知らされるのだった。
 一方、デューイ・ソレンスタム少将暗殺事件を調べる政務次官・コーダは、事件と第303独立愚連隊の関係に気づいていく。
「ネバーランドの子供たち」「アゲハ神話」――8年前のワルサワ研究所でおこなわれた実験はなにをもたらしたのか?
 過酷な試練がレントンとエウレカの前に立ちはだかる。この恐怖と憎悪に満ちた世界で、それでも少年と少女は一緒に生きていくことを願う――。

キャスト

  • レントン:三瓶由布子
  • エウレカ:名塚佳織
  • ホランド:藤原啓治
  • タルホ:根谷美智子
  • ドミニク:山崎樹範
  • アネモネ:小清水亜美

スタッフ

  • 総監督:京田正己

  • キャラクターデザイン:吉田健一
  • アニメーションディレクター:斎藤恒徳
  • 特技監督:村木靖
  • 美術監督:永井一男
  • 色彩設計:水田信子
  • 撮影監督:木村俊也
  • 音響監督:若林和弘

  • 音楽:佐藤直紀
  • 主題歌:iLL「Space Rock」(Ki/oon Records Inc.)

  • 制作:ボンズ
  • 製作:バンダイビジュアル/バンダイナムコゲームス/ボンズ/博報堂DYメディアパートナーズ/毎日放送
  • 配給:東京テアトル

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