
時代を越えて生まれ変わり、常に同じ場所で出会い続けてきた男女。この現代でも、ひと組の男女がここで出会った。
赤木雅也(大河元気)と羽月愛子(純名りさ)は、湖のほとりをジョギング中にぶつかってしまう。そこにいあわせた奇妙な釣り人(麿赤児)から「ふたりは結ばれる運命」と言われ、お互いに「なんでこんなオバサンと」「なんでこんな子供と」と戸惑うばかりのふたりだったが、あれよあれよという間に惹かれあい、愛子38歳、雅也18歳の年齢差を乗り越えて結婚を果たした。
こうしてふたりの新婚生活が始まったが、愛子の仕事の関係で結婚していることを隠すことに。そして愛子は新しい職場である大森学園に校長として赴任するが、思いもよらぬ事実が発覚する。なんと、校長室にやってきた生徒会長が雅也だったのだ! 前任の校長が生徒にラブレターを送るという不祥事で退任になっているだけに、愛子と雅也が夫婦であることが知られたら大問題となること間違いなしだ。ふたりはなんとしても夫婦であることを隠しとおそうとするが、新聞部の長峰(加地千尋)と登戸(小野健斗)がふたりの関係を怪しみだし、嘘をつけない特異体質の雅也は学校でもあたふたしまくり。
おまけに、愛子のおじである理事長(白木みのる)が愛子に見合いを勧め、女性教師の飯田橋先生(長澤奈央)は雅也にストーカーのように付きまとい、毅然とした新校長の愛子に寺田先生(日向丈)は好意を抱く。
ふたりのプライベートを暴こうとする新聞部や、飯田橋先生、寺田先生から逃げ回る毎日に、次第に雅也は息苦しさを感じていく。果たして、雅也と愛子は秘密を守れるのだろうか?