木ノ葉隠れの里出身の忍者・うずまきナルト(声:竹内順子)たちが暮らす世界は、木の葉隠れ里が属する“火の国”のほか、よっつの大国があった。雲、岩、霧、砂。そのよっつの国の里を守る忍が、行方不明となった。強力な力・血継限界(けっけいげんかい)の持ち主であった4人の忍を失ったよっつの大国は、五大国の中で唯一、忍が行方不明になっていない火の国に疑惑の目を向ける。
忍がせめぎあうこの大陸は、いつつの大国が攻撃に備えることにより平和が築かれていた。いま、その「かりそめの平和」が音をたてて崩れようとしている。疑心暗鬼に陥った四大国が、いつ火の国に戦を仕掛けてきてもおかしくはない。そうなれば、第四次忍界大戦はまぬがれない。
なんとしてでも真相を突き止めるようにと火の国の大名から指令をくだされた木ノ葉隠れの里出身の忍の長・綱手は「どんな犠牲を払ってでも、確実に里を守る方法を選ぶ」と決意を固める。
一方、一連の事件とときを同じくして、ナルトたちの師であるカカシ(声:井上和彦)が、木ノ葉の里を抜けたことが判明する。「先生、なんで俺たちの里を捨てたんだよ!」と動揺するナルト。
果たして、カカシが残した「鈴」に託された想いとは? 第四次忍界大戦のカウントダウンがはじまる中、カカシの“火の意志”を継いだ木の葉の戦士たちが立ち上がる!
劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者
監督:むらた雅彦
出演:竹内順子 井上和彦 ほか
2009年8月1日(土)全国東宝系ロードショー
1999年に週刊少年ジャンプ(集英社刊)で連載がスタートした「NARUTO-ナルト-」は、落ちこぼれ忍者・うずまきナルトが里で一番の忍者“火影(ほかげ)”を目指して成長していく過程を、数々の試練とバトル、出会いや友情を通じて描いていく物語が人気を博し、コミックス関連本は累計3200万部を突破し、海外でも高い人気を誇っている。
2002年にはテレビアニメがスタート。2007年からは新章に突入し、タイトルを「NARUTO-ナルト- 疾風伝」と改めて現在も好評放映中だ。2004年に第1作が公開された劇場版アニメも「NARUTO-ナルト-」「NARUTO-ナルト- 疾風伝」通算で5作が製作されてきた。そして原作連載10周年を迎える2009年、劇場版6作目となる『劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者』が公開される。
今回の劇場版は、忍五大国の間で第四次忍界大戦勃発の危機が訪れる。そしてナルトの師であるカカシの謎の行動の理由とは……?
監督はむらた雅彦、声の出演はうずまきナルトに竹内順子、はたけカカシに井上和彦をはじめ、スタッフ・キャストともテレビシリーズのメンバーが参加し、テレビシリーズの魅力はそのままに、よりスケールアップした作品を届けてくれる。また、PUFFYが主題歌「誰かが」を担当。海外でも人気の高いPUFFYと「NARUTO」は、まさにピッタリのコラボレーションだ。
連載10周年を飾る記念すべき作品となっている『劇場版 NARUTO-ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者』。ナルトたちの活躍を見逃すな!
- うずまきナルト:竹内順子
- はたけカカシ:井上和彦
- 監督:むらた雅彦
- 原作:岸本斉史(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
- 脚本:武上純希
- キャラクターデザイン:西尾鉄也
- 音楽:高梨康治、刃(-yaiba-) 主題歌:PUFFY「誰かが」(Ki/oon Records Inc.)
- 製作:劇場版NARUTO製作委員会(テレビ東京・集英社・ぴえろ・アニプレックス・電通・バンダイ)
- 配給:東宝