ROOKIES -卒業-
監督:平川雄一朗
出演:佐藤隆太 市原隼人 小出恵介 城田優 中尾明慶 ほか
2009年5月30日(土)より全国東宝系ロードショー
2009年/カラー/ビスタサイズ/ドルビーデジタル/137分

高校野球をとおして問題児たちに夢を持つことの大切さを教える熱血教師と、彼に導かれながら甲子園を目指して奮闘する生徒の成長と絆を描く『ROOKIES』が、ついにスクリーンに登場する。
森田まさのりの同名人気コミックを原作としたテレビドラマ「ROOKIES」は2008年4月より放送された。主人公たちと同世代の若者を中心に幅広い層の支持を集め、回を追うごとに人気も上昇、最終回の視聴率は初回放送時を大きく上回る19.5%を記録した。原作コミックもドラマ放送後さらに販売部数を伸ばし続け、ドラマDVDボックスも記録的なセールスを見せるなど、人気は衰えるところを知らない。
劇場版は、テレビ版の待望の続編にあたるエピソードが描かれる。二子玉川学園高校(ニコガク)野球部顧問の川藤幸一に佐藤隆太、野球部の安仁屋恵壹に市川隼人、御子柴徹に小出恵介、新庄慶に城田優ら、ドラマ版キャストが再集結を果たすのはもちろん、赤星奨志に山本裕典、濱中太陽に石田卓也と、テレビ版では登場しなかった原作の人気キャラクターも登場する。
監督は、テレビ版にも参加、映画監督としてもヒット作『陰日向に咲く』を手がけた平川雄一郎がつとめ、感動のストーリーをスクリーンに焼き付ける。
劇場版『ROOKIES』のキーワードは“最後の夏、卒業”。ニコガク野球部の情熱は甲子園まで届くのか? 彼らが見た夢の果てとは? いま、最高に熱い最後の夏が始まる――。

二子玉川学園高校(ニコガク)に赴任してきた新米教師の川藤幸一(佐藤隆太)は、不祥事により活動停止となりすさんだ日々を送る、安仁屋恵壹(市原隼人)、御子柴徹(小出恵介)、新庄慶(城田優)、関川秀太(中尾明慶)、若菜智哉(高岡蒼甫)、平塚平(桐谷健太)、岡田優也(佐藤健)、湯舟哲郎(五十嵐隼士)、桧山清起(川村陽介)、今岡忍(尾上寛之)たち野球部員と出会う。川藤の熱血指導により、部員たちはふたたび野球への情熱を取り戻し、甲子園を目指すが、川藤がかつて起こした事件が取り沙汰され、川藤は学校を去ることになってしまう――。
2009年春。新学期を迎えたニコガクでは、野球部員たちは3年に進級し、川藤が教員として戻ってきた。そして、野球部にふたりの新入生がやってきた。中学時代から有望選手として名を轟かしている赤星奨志(山本裕典)と、あるきっかけから平塚のことをヒーローと崇める濱中太陽(石田卓也)だ。だが、赤星は優れた素質を持つゆえに横柄で反抗的な態度をとる。また、濱中も、本当は頼りない平塚の実像を知ったことですっかり拗ねてしまった。
そんな中、御子柴をある事件が襲い、野球部は窮地に追い込まれる。しかし、部員たちはそのピンチにもさらに結束を固め、大会での活躍を誓うのだった。その姿に、赤星や濱中も、頑なだった心を溶かしていく。
ついに予選大会が始まった。ニコガク野球部は、1回戦、2回戦と順調に駒を進め、ついに決勝へと進出する。対戦相手は、中学時代の安仁屋を追い込んだ名投手・川上貞治(武田航平)を擁する笹ア高校だ。果たして、ニコガク野球部は甲子園に行くことができるのか!?