守護天使
監督:佐藤祐市
出演:カンニング竹山 佐々木蔵之介 與真司郎 忽那汐里 ほか
2009年6月20日(土)より渋谷HUMAXシネマ、角川シネマ新宿ほか全国ロードショー
2009年/カラー/ビスタサイズ/DTS/109分

1日の小遣い500円の中年サラリーマン、イケメンの元ひきこもり、雀荘暮らしのチンピラ。そんな3人が、なぜか人助けに大奮闘! 大ヒット作『キサラギ』の佐藤祐市監督待望の最新作は、金なし、職なし、未来なしの、これまでにない“ヒーロー”が活躍する『守護天使』だ!
天使のような清らかな心の女の子を見かけ、勝手に彼女を守ると決意してしまったサラリーマン・須賀。彼女に怪しい影が近づいていることを知った須賀は、腐れ縁のチンピラ・村岡と元ひきこもりの大和を巻き込んで、救出に乗り出すが……。
主人公の薄給サラリーマン・須賀役を演じるのは、バラエティ番組で人気のカンニング竹山。映画初主演となる本作では、お馴染みのキレ芸を封印し、中年の悲哀と、ひたむきな純粋さを見事に表現してみせた。チンピラの村岡には『間宮兄弟』などの実力派・佐々木蔵之介。無愛想だが頼りになる村岡を迫力をもって演じている。元ひきこもりのイケメン・大和には人気グループ・AAAの與真司郎(あたえ・しんじろう)が映画初出演。若者らしい素直さで、須賀のひたむきさを引き立てる。
そして須賀が出会う女の子・涼子役には、ポッキーのCMなどで活躍する新星・忽那汐里(くつな・しおり)。映画初出演となる本作では清楚な魅力でヒロインを演じ上げた。そのほか、須賀の妻役の寺島しのぶをはじめ、波瑠、柄本佑、バナナマンの日村勇紀、池内博之、佐野史郎、大杉漣と、若手からベテランまで個性豊かなキャストが見事な演技のアンサンブルを見せる。
暗いニュースの多い現代、誰に頼まれるでもなく、どんなにみっともなくても誰かのために奮闘する“ヒーロー”の姿は、きっと小さな勇気をくれるに違いない。

須賀啓一(カンニング竹山)はしがない中年サラリーマン。毎朝、厳しい妻の勝子(寺島しのぶ)から1日の小遣い500円を貰って満員電車に揺られる日々を送っている。
その朝もいつものように満員電車に乗っていた須賀は、老人に席を譲る制服の女の子を見かけた。翌朝もその子を見つけ、ついつい彼女の顔を見たさに彼女と同じ駅で電車を降りた須賀。ところがホームでつまづき転んでしまい、1日の全財産500円を落としてしまった。その500円を拾い、言葉をかけてくれたのは、あの女の子(忽那汐里)だった!
女の子の優しさと清らかさにすっかり心打たれた須賀は、「この嫌な世の中のすべてからあの子を守りたい」と勝手な思い込みを炸裂させ、昔からの腐れ縁の雀荘暮らしのチンピラ・村岡(佐々木蔵之介)にバカにされる始末。
須賀が勤務先の支援塾で担当していたイケメンの元ひきこもり・大和(與真司郎)に聞いてあの子の通う学校が判明するが、大和が気になるブログを見せてくる。その学校の生徒が開設しているというエッチなブログなのだが、そこには須賀との駅でのエピソードが書かれていた。このブログを書いているのはあの子なのか?
それでも須賀はあの子の優しさと清らかさを信じたい。そして大和がさらに情報を持ってくる。ネットの掲示板で、あの子を拉致する計画が進められているというのだ。
須賀は仕事を休んでまであの子を守ると決意。村岡や大和もそんな須賀の真剣さにいつの間にか巻き込まれていく。果たして、3人は彼女を守ることができるのか?