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作品スチール

君へのメロディー

監督:横井健司
出演:佐藤永典 岡本玲 佐々木喜英 ほか

2010年10月9日(土)より池袋テアトルダイアにてロードショー

2010年/カラー/ビスタサイズ/98分

イントロダクション

 海の近くの小さな町。美しいピアノの旋律。記憶を失った寂しげな女性。恋に悩む親友――。『君へのメロディー』は、現在注目を集める若手キャストの共演で贈る、美しく切ないラブストーリーだ。
 主人公・トキヤを演じるのは、ミュージカル「テニスの王子様」でデビュー後、映画やドラマ、舞台で活躍し人気の佐藤永典。映画初主演となる本作では、秘めた想いを胸に抱いたトキヤを抑制の効いた演技で好演。また、映画の随所に登場するピアノ演奏シーンでは見事なピアノの腕前を披露している。
 ヒロイン・紺野ユウには、ファッション雑誌モデルとして絶大な人気を誇り、女優としての活動も好調な岡本玲。記憶を失った女性という難しい役柄に挑戦し新境地を見せた。実際に本人が演奏してのトキヤとのピアノ連弾シーンも注目だ。
 そして、トキヤの親友・シュンにはミュージカル「テニスの王子様」をはじめ舞台で活躍する佐々木喜英が映画初出演。爽やかな明るさと恋に悩む繊細さをたくみに演じてみせる。
 さらに、渋江譲二、落合恭子、貴山侑哉、江口のりこ、霧島レイカ、小木茂光ら充実の共演陣が映画に深みを与えている。
 脚本は『ヘヴンズ ストーリー』など瀬々敬久作品を手がける女性脚本家・佐藤有記。監督は『イヌゴエ』シリーズや『タクミくんシリーズ』の横井健司。どこか寂寥感を感じさせる風景の中、純粋な想いが織りなす限りなく切ない物語を、映画ならではの手法によってスクリーンに描き出した。
 ピアノのメロディに託された想いが明らかになるとき、哀しく、そして優しい感動が観る者の胸に押し寄せる。

ストーリー

作品スチール

 東京から海の近くの小さな町へと引っ越してきた木下トキヤ(佐藤永典)は、新しい高校に転入して早々、些細なきっかけから同じクラスのシュンこと桜木隼(佐々木喜英)とトラブルを起こしてしまう。だが、音楽好きの女の子に恋をしているシュンは、トキヤがピアノが弾けると知ると恋の手助けを頼んできた。それをきっかけにトキヤとシュンは友情を育んでいき、ふたりの友情は高校を卒業してからもずっと続いていた。
 ある日、病院を訪れたトキヤは、入院中の寂しげな女性・紺野ユウ(岡本玲)と出会う。ユウは事故が原因で過去の記憶を失っているという。トキヤはユウを連れて町を案内するが、町の景色を見てもユウの記憶が戻ることはなかった。そして、偶然に耳に届いてきたピアノの旋律に、ユウは突然泣き出してしまう……。
 トキヤとの出会いから数日後、退院したユウは、同じように事故の後遺症を持つ桐谷(渋江譲二)や長谷川(落合恭子)たちとともに、瀬良(小木茂光)がオーナーをつとめるペンションで働きはじめた。ユウのことが気にかかるトキヤはたびたびペンションを訪れ、瀬良の勧めで仕事を手伝うことになる。
 最初はトキヤに対して戸惑いを隠せなかったユウだが、ペンションで一緒に仕事をする中で次第に心を開いていく。徐々に明るさを取り戻すユウは、瀬良の妻・美津子(桐島レイカ)の誕生日にピアノ演奏を贈ろうと、トキヤにピアノを習いはじめる。
 いつしかユウはトキヤへの淡い恋心に気づいていた。一方で親友・シュンの恋の行方がトキヤの心を揺らす。トキヤとユウとシュン、それぞれの想いは美しいピアノのメロディに乗って重なっていき、そして――。

キャスト

  • 木下トキヤ:佐藤永典

  • 紺野ユウ:岡本玲
  • 桜木隼(シュン)佐々木喜英

  • 桐谷剛:渋江譲二
  • 長谷川皐月:落合恭子
  • 川野先生:貴山侑哉
  • 梅島先生:江口のりこ

  • 瀬良美津子:霧島レイカ
  • 瀬良渡:小木茂光

スタッフ

  • 監督:横井健司

  • 脚本:佐藤有記

  • 製作:安西崇/磯山敦/三木和史/多井久晃
  • 企画統括:根岸悟/鷲頭哲郎
  • プロデューサー:片山武志/中村美香/三木和史

  • 撮影:下元哲
  • 録音:土屋和之
  • 美術:山下修侍
  • 助監督:佃謙介
  • 編集:横井健司
  • 制作担当:島根淳
  • 衣装:天野多恵
  • ヘアメイク:宇都圭史
  • ピアノ指導:増井めぐみ
  • スチール:西永智成
  • メイキング:佐藤吏

  • 音楽:遠藤浩二
  • 主題歌:sleepy.ab「メトロノーム」作詞:成山剛/作曲:山内憲介・成山剛(ポニーキャニオン)

  • 製作:日本出版販売/ポニーキャニオン/ビデオプランニング/ワコー
  • 制作:ビデオプランニング
  • 配給:日本出版販売
  • 宣伝:太秦

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