告白
監督:中島哲也
出演:松たか子 岡田将生 木村佳乃 ほか
2010年6月5日(土)より全国東宝系ロードショー
2010年/ビスタビジョン/ドルビーデジタル/106分|R15+
ある中学校のホームルーム。担任の女性教師は37人の生徒を前に口を開く。「私の娘が死にました。このクラスの生徒に殺されたのです」。それは驚愕の“告白”だった……。
2009年本屋大賞を受賞した衝撃のベストセラーが、映画『告白』としてまさかの映像化を果たした。
作家・湊かなえのデビュー作である原作小説「告白」は、女性教師の「娘を生徒に殺された」という告白から始まるストーリーを事件に関わった人物の“告白”で綴っていくという構成で、ショッキングな内容から多くの議論も巻き起こした。
この問題作の映像化に挑んだのは中島哲也。『下妻物語』『嫌われ松子の一生』『パコと魔法の絵本』など、独特の映像感覚でヒット作を続々と生み出してきた俊英が、その演出手腕を存分に振るう。
主人公の女性教師・森口悠子を演じるのは『ヴィヨンの妻〜桜桃とタンポポ〜』で数多くの映画賞を受賞した松たか子。犯人に“復讐”を誓う悠子を、迫力をもって演じる。
さらに、悠子の後任としてクラスにやってくる空気の読めない若い熱血教師を『重力ピエロ』『僕の初恋をキミに捧ぐ』など出演作の続く岡田将生。犯人である生徒の過保護な母親に『おろち』『誰も守ってくれない』の木村佳乃。そして生徒たちは、全国で1000人以上が参加したオーディションで選ばれた37人の13歳が演じる。
衝撃の原作を得て中島哲也が生み出したのは、誰も観たことがない“極限のエンターテイメント”だ。『告白』が、日本映画界に大きな波紋を起こす。
- 森口悠子:松たか子
- ウェルテル:岡田将生
- 犯人Bの母:木村佳乃
- 監督・脚本:中島哲也
- 原作:湊かなえ「告白」(双葉社刊)
- 製作:島谷能成/百武弘二/吉田眞市/鈴木ゆたか/諸角裕/宮路敬久/喜多埜裕明/大宮敏靖
- エグゼクティブ・プロデューサー:市川南/塚田泰浩
- 企画:川村元気
- プロデューサー:石田雄治/鈴木ゆたか/窪田義弘
- 撮影:阿藤正一/尾澤篤史
- 照明:高倉進
- 録音:矢野正人
- 美術:桑島十和子
- スタイリスト:申谷弘美
- ヘアメイク:山聡
- 装飾:西尾共未
- 記録:長坂由起子
- 助監督:水元泰嗣
- 製作担当:斉藤大和
- ビジュアルエフェクツ・スーパーバイザー:柳川瀬雅英
- ビジュアルエフェクツ・プロデューサー:土屋真治
- CGディレクター:増尾隆幸
- 編集:小池義幸 キャスティング:黒沢潤二郎
- ラインプロデューサー:加藤賢治
- 音楽プロデューサー:金橋豊彦
- 主題歌:Radiohead「Last Flowers」
- 制作プロダクション:東宝 映像制作部/リクリ
- 製作:東宝/博報堂DYメディアパートナーズ/フェイス・ワンダワークス/リクリ/双葉社/日本出版販売/ソニー・ミュージックエンタテインメント/Yahoo! JAPAN/TSUTAYAグループ
- 配給:東宝