ライトノベルの楽しい書き方
監督：大森研一
出演：須藤茉麻 佐藤永典 竹達彩奈 ほか
２０１０年12月４日(土)より池袋テアトルダイヤほか全国順次公開
２０１０年／カラー／ビスタサイズ／ステレオ／80分
剣の達人で成績優秀、学園最強の美少女にして人気ライトノベル作家、しかし恋愛経験ゼロの流鏑馬剣（やぶさめ・つるぎ）。海洋生物大好きで人間にはほとんど興味のないダメ男子・与八雲（あたえ・やくも）。そんなふたりが期間限定の恋人になることに!? 『ライトノベルの楽しい書き方』は、恋に不器用なふたりの高校生を中心に繰り広げられる学園ラブコメディーだ。
原作は、評論家としても活躍する本田透の同名の人気ライトノベル。人気ゲームのシナリオやアニメ脚本を手がけてきた高橋龍也が脚本を担当し、数々の映画賞受賞歴を持つ大森研一が自身初となる劇場長編映画のメガホンをとった。
主人公の剣を演じるのは、人気アイドルグループ・Berryz工房の須藤茉麻（すどう・まあさ）。端正な顔立ちと長身は古風で凛とした剣のイメージにピッタリ。映画初主演ながら、素直に自分の気持ちを表現できない剣を好演している。
相手役の八雲を爽やかかつコミカルに演じるのは、ミュージカル「テニスの王子様」で人気となり『君へのメロディー』で映画主演を果たした佐藤永典。そして大ヒットアニメ「けいおん！」で脚光を浴びた声優の竹達彩奈が、女の子も憧れる美少女・市古ゆうな（いちご・ゆうな）役でキュートな魅力を見せる。
さらに、八雲の従姉妹・心夏（ここな）でテンション高い演技を見せるマルチアイドルの能登有沙、テレビ・舞台で活躍する鈴木拡樹、数多くの映画やドラマに出演する五十嵐令子ら期待の若手キャストに加え、声優・女優・歌手として幅広い層から人気の国府田マリ子が出演しているのも注目だ。
楽しく笑って、キュンとして。キャストそれぞれのキラキラした魅力が詰まった、甘酸っぱいエンターテイメントが完成した。
高校１年生の流鏑馬剣（須藤茉麻）は女生徒に絡んでいた不良もたちまち退ける剣の達人で、成績優秀、しかも美人の“最強美少女”。だがそのクールさゆえに近寄りがたく、学校ではいつもひとりだ。そんな剣と同じクラスの与八雲（佐藤永典）は、海洋生物大好きな男子で人間にはほとんど興味がない。
ある日、八雲は従姉妹で編集者の心夏（能登有沙）から、担当するライトノベル作家・姫宮美桜の締め切りを過ぎている原稿を取りにいくよう頼まれた。しぶしぶ引き受けた八雲が教えられた姫宮美桜の家に行くと、そこには剣が！ なんと姫宮美桜とは剣のペンネームだったのだ。幼いころから父に武道を教えられ厳しく育てられた剣は、本当は可愛いものが大好き。父が仕事で海外赴任中にこっそりライトノベル作家としてデビューしたのだった。
そして剣の原稿が遅れているのにはわけがあった。新作はラブストーリーなのだが、片想いすらしたことのない剣は恋愛という気持ちがわからずに原稿が書けなくなっていたのだ。事情を知った心夏は、恋愛を理解するため剣に１ヶ月の期間限定で恋愛シミュレーションをすることを提案。その相手に八雲を指名した！
こうして剣と八雲は、心夏の指示に従って一緒に登校したり、仲良くお弁当を食べたり、水族館でデートをしたり。そんなふたりに、姫宮美桜のイメージにピッタリの美少女・市古ゆうな（竹達彩奈）が近づいてきて、剣は複雑な想いを抱える……。
やがて約束の１ヶ月が過ぎようとしていた。八雲の妹・こゆり（五十嵐令子）や母のまるみ（国府田マリ子）、クラスメイトの石切清麿（鈴木拡樹）も巻き込んだ恋愛シミュレーションは、いったいどうなる!?
