座頭市 THE LAST
監督:阪本順治
出演:香取慎吾 反町隆史 石原さとみ 倍賞千恵子 仲代達矢 ほか
2010年5月29日(土)より全国東宝系ロードショー
2010年/シネマスコープ/ドルビーデジタル/132分
最愛の妻との約束を果たすため、二度と人を斬らないと誓った座頭の市。平穏な暮らしを望んだ市だったが、それはつかの間の夢であった。再び仕込み杖をとった市を、壮絶な運命が待ち受ける……。
日本映画界が生んだ時代劇のヒーロー・座頭市。1962年に映画第1作が公開されて以降、錚々たる日本映画界の名匠たちが監督をつとめ、実にこれまでに28本の映画が製作されている。そして2010年、その集大成となるべく、完結編『座頭市 THE LAST』がスクリーンに登場する。
最後の市役をつとめるのは、SMAPの香取慎吾。その入魂の演技で、これまで市を演じてきた勝新太郎ともビートたけしとも違う“香取座頭市”を生み出した。また、撮影の前年から殺陣の稽古を積んで挑んだ仕込み杖の居合い斬りは見どころだ。
共演には、市の妻・タネに石原さとみ、市の旧友・柳司に反町隆史、その母に倍賞千恵子、市が身を寄せる村を牛耳る天道一家の親分に仲代達矢、そのほか、工藤夕貴、宇梶剛士、寺島進、柴俊夫、高岡蒼甫、豊原功補、ARATA、岩城滉一、ZEEBRA、中村勘三郎、加藤清史郎、原田芳雄と、若手からベテランまで日本エンターテイメント界の誇る豪華キャストが揃った。
監督として、三隅研次、森一生、田中徳三、山本薩夫、岡本喜八、そして勝新太郎や北野武ら、これまで「座頭市」を手がけてきた先達の系譜を継ぐのは、阪本順治。デビュー作『どついたるねん』以降、『KT』『亡国のイージス』『闇の子供たち』など骨太の作品を送り出し続ける俊英が「座頭市」の幕引きを荘厳に飾る。
『座頭市 THE LAST』が描くのは、最初で最後の純愛座頭市。市が最後にたどり着く先とは?
- 市:香取慎吾
- 市の妻・タネ:石原さとみ
- 達治の妻・トヨ:工藤夕貴<
- 島地一家の代貸・達治:寺島進
- 天道一家の二代目・虎冶:高岡蒼甫
- 天道の右腕・十蔵:ARATA
- 柳司の仲間の百姓・弥助:ZEEBRA
- 柳司の息子・五郎:加藤清史郎
- 白根藩地方代官・梶原:宇梶剛士
- 白根藩地方郡代・北川:柴俊夫
- 市の旧友・柳司:反町隆史
- 天道一家の用心棒・千:豊原功補
- 島地一家の親分・島地:岩城滉一
- 旅の博徒・政吉:中村勘三郎
- 村の医者・玄吉:原田芳雄
- 柳司の母・ミツ:倍賞千恵子
- 天道:仲代達矢
- 監督:阪本順治
- 原作:子母澤寛(「座頭市物語」より)
- 脚本:山岸きくみ
- 製作:亀山千広
- 企画:中沢敏明/飯島三智
- エグゼクティブプロデューサー:石原隆
- プロデューサー:前田久閑/椎井友紀子
- アソシエイトプロデューサー:瀬田裕幸
- 撮影:笠松則通
- 照明:杉本崇
- 録音:橋本文雄
- 美術:原田満生
- 編集:蛭田智子
- スクリプター:今村治子
- 殺陣:菅原俊夫
- 装飾:太田哲
- 衣裳:岩崎文男
- メイク:豊川京子
- 床山:荒井誠治
- 助監督:小野寺昭洋
- 庄内担当プロデューサー:宇生雅明
- 製作担当:松田憲一良
- 音楽:プロジェクト和豪
- 製作:「座頭市 THE LAST」製作委員会(フジテレビジョン/セディックインターナショナル/ジェイ・ドリーム/セルロイドドリームス/FNS27社)
- 制作:セディックインターナショナル
- 制作協力:KИHO
- 配給:東宝