聯合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―
監督:成島出
出演:役所広司 ほか
2011年12月23日(金・祝)より全国ロードショー
太平洋戦争当時の日本帝国海軍連合艦隊司令長官としてその名を知られる山本五十六。しかし、その実像は広く知られているとは言い難い。これまで描かれることのなかった山本五十六の実像に迫る映画が『聯合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋戦争70年目の真実―』だ。
昭和10年代、国際情勢を巡り国内が揺れる中、国民のために戦争を避けようと主張し続けたした男がいた。帝国海軍軍人・山本五十六。だがその意に反して日米開戦が不可避となったとき、苦渋の中で山本五十六がくだした決断は――。
昭和史の知られざる側面を描くこの作品で監修をつとめたのは「日本のいちばん長い日」などで知られる作家の半藤一利。『真夏のオリオン』『小川の辺』など幅広い作品を手がける長谷川康夫と飯田健三郎のコンビが脚本を担当し、『孤高のメス』『八日目の蝉』で高い評価を得ている成島出がメガホンをとった。
主人公の山本五十六を演じるのは、多くの作品で印象深い演技を見せる名優・役所広司。そして、マスコミという立場から五十六の人柄に触れる新聞記者に玉木宏。五十六と志を同じくする海軍の要人には柄本明、柳葉敏郎。五十六の妻に原田美枝子、姉に宮本信子。そのほか、伊武雅刀、香川照之、阿部寛、吉田栄作、椎名桔平、益岡徹、袴田吉彦、五十嵐隼士、瀬戸朝香ら日本映画界の誇る俳優陣に加え歌舞伎界の重鎮・坂東三津五郎と、大作にふさわしい充実のキャストが揃った。
人々が揺れ、迷っていた時代に、己の信念を揺るがすことなく文字通り“闘い続けた”男の姿。日米開戦から70年となる2011年12月、その物語がベールを脱ぐ。
- 山本五十六:役所広司
- 真藤利一:玉木宏
- 米内光政:柄本明
- 井上成美:柳葉敏郎
- 山口多聞:阿部寛
- 三宅義勇:吉田栄作
- 黒島亀人:椎名桔平
- 草野嗣郎:益岡徹
- 秋山裕作:袴田吉彦
- 牧野幸一:五十嵐隼士
- 堀悌吉:坂東三津五郎
- 山本禮子:原田美枝子
- 谷口志津:瀬戸朝香
- 神崎芳江:田中麗奈
- 永野修身:伊武雅刀
- 高橋嘉寿子:宮本信子
- 宗像景清:香川照之
- 監督:成島出
- 監修:半藤一利
- 特別協力:山本義正
- 脚本:長谷川康夫/飯田健三郎
- 配給:東映