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作品スチール

ソーローなんてくだらない

監督:吉田浩太
出演:芹澤興人 梅野渚 ほか

2011年8月20日(土)よりポレポレ東中野にてレイトショー

2011年/カラー/ビスタサイズ/ステレオ/HDV(一部劇場を除く)/102分

イントロダクション

作品スチール

 気鋭の監督たちが“青春”をテーマに、エロティックな表現を織り交ぜ描いていく「青春Hシリーズ」。日本映画界で注目を集めているこのシリーズに、海外の映画祭でも高い評価を受けた『ユリ子のアロマ』の吉田浩太監督が参戦する。『ユリ子のアロマ』や『お姉ちゃん、弟といく』では独特の視点がエロス+ユーモラス=エロモラスと評された吉田監督が「青春H」参戦にあたって選んだ題材は男のコンプレックス。タイトルはズバリ『ソーローなんてくだらない』だ。
 主人公の晴生は、コンプレックスゆえにバイト先のかわいい新人・百瀬とのせっかくのチャンスを不意にしてしまう。それをきっかけにコンプレックス克服への努力を重ねる晴生。そして、晴生とルームシェアしているノンも晴生の努力に手を貸す羽目に……。
 『つむじ風食堂の夜』などに出演し『影向こうの灯り』では主演と原案をつとめた個性派俳優・芹澤興人が、本作でも晴生役でその独特の存在感を発揮。ノン役には、オフィス3○○所属で、前田弘二監督作品など映画でも活躍する梅野渚。そして、キュートなルックスの安田沙耶が百瀬役で大胆な演技を披露している。また、吉田監督に縁のある、とある人物の出演は映画ファンならニヤリとするところだろう。
 音楽は、バンド・零式の朝真裕稀が担当。エンディングに流れる主題歌「あした」は、映画の内容ともオーバーラップし、映画の余韻をさらに深めていく。
 他人から見ればくだらないことでも、本人にとっては大事なことだ。笑えるけど、どこか切なくて、そしてちょっと胸が痛くなる。きっと誰もが経験したことのあるホロ苦さが詰まった青春映画が完成した。

キャスト

  • 芹澤興人
  • 梅野渚

  • 安田沙耶
  • 小西平祐
  • 千葉ペイトン

スタッフ

  • 監督・脚本:吉田浩太

  • 製作:松下順一
  • 企画:高崎正年
  • プロデューサー:小貫英樹/奥野邦洋
  • アシスタントプロデューサー:松下達郎

  • 撮影:関将史
  • 録音:島津未来介
  • 助監督:山岡直人
  • スチール:内藤基裕

  • 音楽:朝真裕稀
  • 主題歌:朝真裕稀「あした」

  • 制作プロダクション:東京レイダース
  • 製作:アートポート

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