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作品スチール

POV〜呪われたフィルム〜

監督:鶴田法男
出演:志田未来 川口春奈

2012年2月18日(土)よりTOHOシネマズ渋谷ほかにて全国ロードショー

上映時間:92分

イントロダクション

作品スチール

 ドラマや映画で活躍中の若手女優ふたりが体験した恐怖! 関係者の意向によって封印されていた禁断の映像が『POV〜呪われたフィルム〜』として、ついにベールを脱ぐ!
 想像を絶する恐怖体験をしたのは、ドラマ「14歳の母」「秘密」や映画『誰も守ってくれない』など話題作に次々と出演し18歳の若さながら豊富なキャリアを持つ志田未来と、CM出演で脚光を浴び「桜蘭高校ホスト部」主演でさらに注目を集める川口春奈のふたり。志田がパーソナリティをつとめる携帯電話配信番組に川口がゲスト出演した際に起きた異変が発端となり、ふたりはスタッフとともに川口が卒業した中学校に赴くことになった。その番組収録映像とメイキング映像を編集し、ほんとにあった学校の怪異現象を劇場用映画として構成したのが『POV〜呪われたフィルム〜』である。
 「実際の心霊映像を劇場用映画として公開する」というこの衝撃作を仕掛けたのは、日本が誇るホラー映画の名匠・鶴田法男。実話体験ホラーというジャンルを開拓し、日本だけでなく世界のクリエイターに多大な影響を与えてきたホラーの達人が、“学校”という空間に潜むおぞましいものを、いま世界に向けて解き放つ!
 POVとは“Point of view”。映像の世界では、登場人物の視点がカメラの視点となる“主観映像”を意味する。『パラノーマル・アクティビティ』をはじめ、POVを用いたホラー映画は数多く作られ、現在ではポピュラーな手法にさえなりつつある。その中で、鶴田監督はなぜ封印を解き『POV〜呪われたフィルム〜』を世に問うのか? これは世界のホラーを変えた男からのメッセージだ。ホラー映画界に一石を投じるべく送り出される“本物”の恐怖を思い知れ!

ストーリー

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 都内某所にあるタレントプロダクション事務所では、女優の志田未来がパーソナリティをつとめる携帯電話配信用番組「志田未来のそれだけは見ラいで!」の収録準備が進められていた。出演者は、未来と、ゲストである同じ事務所の後輩・川口春奈のふたり。スタッフは、事務所のマネージャーで番組プロデューサーを兼任する桑田、ディレクターの橘、アシスタントディレクターの北川の3人だけという、少人数での収録だ。
 番組の収録が始まると、春奈は未来が憂鬱そうな顔をしているとからかう。未来のその表情にはわけがあった。この日の番組の内容は「真霊動画特集」。視聴者から投稿された「本物」の心霊現象が映った動画を紹介していくという趣旨なのだ。
 早速、1本目の投稿動画が再生される。モニター画面に映し出されたのは学校のトイレらしい映像。なにも起こらないまま、ただトイレの風景が続いていくように見えたその映像だったが、もう1度その動画を再生したとき、現場にいる誰もがある異変に気づいていた……。
 異変に動揺し、収録を中止しようとするスタッフだったが、仕事を途中で投げ出したくないという未来の要望で収録はそのまま続けられることになる。そして2本目の投稿動画が再生されたとき、春奈はある疑念を確信していた。モニターに映し出されていたのは、春奈が卒業した中学校だった……。
 奇妙な現象が次々と起こり、収録を続けることは不可能となった。桑田の相談を受けた霊能力者のアドバイスにより、数日後、未来と春奈、番組スタッフは、春奈が卒業した中学校を訪れることになる。それが、さらなる恐怖へ続く道だとも知らずに……。

キャスト

  • 志田未来
  • 川口春奈

スタッフ

  • 脚本・監督:鶴田法男

  • 製作:日下部雅謹/新坂純一/鶴田浩司
  • 企画:牧野正/古澤佳寛
  • プロデューサー:古郡真也

  • 撮影:佐々木雅史
  • 照明:石川真也/小山秀徳
  • 録音:田中靖志
  • 美術:津留啓亮
  • 編集:須永弘志
  • VFX:鴨原譲
  • サウンドデザイン:藤村義孝
  • 監督補:三橋利行
  • 制作担当:長谷山慎治
  • 記録:手島優子
  • プロデューサー補:大坪加奈

  • 制作プロダクション:FILM
  • 配給:東宝映像事業部

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