すべては「裸になる」から始まって
監督:中町サク
出演:成田理沙 椿隆之 岡江理恵 駿河太郎 ほか
2012年2月11日(土・祝)より池袋シネマ・ロサほか全国順次公開
1998年にアダルトビデオ界にデビューし、引退まで10年以上にわたって絶大な人気を誇った森下くるみ。彼女が2007年に発表し注目を集めた自伝エッセイ『すべては「裸になる」から始まって』が、アイドルグループ・AKB48の元メンバーである成田理沙を主演に迎えて映画化を果たした。
映画『すべては「裸になる」から始まって』は主人公・森下くるみに自伝小説の映画化の話が持ち込まれるという、現実と虚構が交錯するような設定を取り入れ、くるみと、彼女を取り巻く人々の物語が描かれていく。
AKB48卒業後はグラビアを中心に活動してきた成田は、本作主演を前にグラビアから引退し女優活動に専念することを選択。その決意を表明するかのように体当たりの演技を見せている。
くるみの恋人役には「仮面ライダー剣」で主演をつとめた椿隆之。映画プロデューサー役には『私のなかの8ミリ』の岡田理江。映画監督役には連続テレビ小説「カーネーション」で主人公の夫を演じる駿河太郎。そのほか、聡太郎、大塚麻恵、西条美咲らの若手俳優陣に加え、「東京大学物語」などで知られるマンガ家の江川達也、ベテラン俳優の中丸新将と、共演にはバラエティに富んだキャストが揃った。
脚本・監督は多くの作品の企画・プロデュースを手がけ監督デビュー作『ADULT〜24歳の恋〜』が話題となった中町サク。撮影は『歓待』『失恋殺人』など海外の映画祭で高評価を得た作品に参加する気鋭のカメラマン・根岸憲一が担当している。
裸を晒すことでそれまでの自分を「リセット」する――。愛情を求めるひとりの女性の姿を描く、衝撃作の誕生だ。
- 成田理沙
- 椿隆之
- 岡江理恵
- 駿河太郎
- 聡太郎
- 大塚麻恵
- 西条美咲
- 江川達也
- 中丸新将
- 監督:中町サク
- 原作:森下くるみ「すべては『裸になる』から始まって」(講談社文庫刊)
- 脚本:中町サク/深井咲喜
- 脚本監修:森下くるみ
- 製作:藤岡修
- エグゼクティブプロデューサー:木村有一
- プロデューサー:金井隆治/高橋雄斗/久保和明/中町サク
- 企画:中町サク
- 撮影監督:根岸憲一
- 企画・配給・宣伝:BANANAFISH
- 制作プロダクション:レオーネ
- 製作:ハピネット