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作品スチール

ワーキング・ホリデー

監督:岡本浩一
出演:AKIRA 林遼威 ほか

2012年11月17日(土)よりシネマート新宿、シネマート六本木ほか全国ロードショー

2012年/カラー/アメリカンビスタ/ステレオ/116分

イントロダクション

作品スチール

 ある日、ホストの大和の前に、息子を名乗る少年・進が現れた! 元ヤンキーの大和としっかり者の進と、初対面のふたりの奇妙な“親子”生活が始まる――。  日本を代表するダンス・ボーカルユニットEXILEの一員として活動するだけでなく、ドラマ「GTO」映画『ちゃんと伝える』など俳優としても活躍するAKIRA。「ハガネの女」「妖怪人間ベム」などドラマや映画、CMで活躍する子役の林遼威(はやし・ろい)。坂木司の同名小説を映画化した『ワーキング・ホリデー』は、いま日本のエンターテイメント界で人気のふたりが親子を演じ、父と子の絆を描くハートウォーミングストーリーだ。
 主人公の沖田大和を演じるAKIRAは、映画前半ではホストのスーツを華麗に着こなし、後半では一転して宅配便のユニフォームに身を包み汗水たらす姿を見せる。コミカルな面、情けない面、そして男らしくて熱い面と、様々な表情を見せてくれる。
 そしてしっかり者の息子・進を演じる林遼威は、たしかな演技力で“父親”との距離感を巧みに表現してみせる。ふたりのよき理解者である同僚ホストと常連客を演じる綾野剛と逢沢リナをはじめ、ガレッジセールのゴリ、ほんこん、ちすんら、個性あふれる共演者にも注目だ。
 監督は讀賣テレビで「奇跡の人」「Pure Soul」など数々のドラマの演出やプロデュースを手がけてきた岡本浩一。初の劇場監督作となる本作でもその演出力を存分に発揮し、キャストの魅力を引き出している。
 父と子の出会いは、ふたりになにをもたらすのか――。『ワーキング・ホリデー』は、温かな笑いと涙を届けてくれる。

ストーリー

作品スチール

 11歳の春休み、進(林遼威)は家出をして東京に向かった。電車を乗り継いで進がやってきたのは、新宿歌舞伎町にあるホストクラブ。そこで働くホストの沖田大和(AKIRA)に向かって進が口にした言葉は「あなたの息子です」!
 突然現れた進に心当たりがないと言っていた大和だったが、進の名字と母親の名前を聞くと表情が変わった。進の母親は、いまから10年以上前、大和が地元で不良をやっていたころに付きあっていた神保由紀子(ちすん)らしい。由紀子は大和の知らないうちにひとりで進を産んで、いままで育ててきたのだ……。
 ホストクラブのオーナー・ジャスミン(ゴリ)の言いつけで渋々ながら進を自分の部屋に連れて帰る大和。なんとか進を追い出そうとする大和だが、しっかり者の進は散らかり放題の大和の部屋をきれいに片付け、翌朝になると朝食の用意までこなす。同僚ホストの雪夜(綾野剛)と、常連客のナナ(逢沢リナ)にも説得されて、大和と進の共同生活が始まる。
 だが、その矢先に大和は後輩ホストともめ事を起こしてジャスミンにクビを言い渡されてしまう。替わりにジャスミンが紹介してくれたのは、宅配便会社のハニービーエクスプレス。ジャスミンの知り合いの所長・鬼頭(ほんこん)の指導のもと、大和は慣れない宅配便の仕事に取り組んでいく。そして、失敗しながらも懸命に仕事に励む大和の姿を見て、進も次第に大和を父親と認めはじめていた。
 雪夜とナナも交えて、これまで経験したことのなかった団欒の日々を過ごしていく大和と進。だが、進の春休みは終わりに近づき、ふたりが一緒にいられる時間はあとわずかとなっていた……。

キャスト

  • AKIRA
  • 林遼威

  • 綾野剛
  • 逢沢りな
  • 西野亮廣(キングコング)
  • 忽那汐里(友情出演)
  • 近江谷太郎
  • ちすん
  • 永田彬
  • ほんこん
  • ゴリ(ガレッジセール)

スタッフ

  • 監督:岡本浩一

  • 原作:坂木司「ワーキング・ホリデー」(文春文庫刊)
  • 脚本:山岡真介

  • 製作代表:齋藤敬/水谷暢宏
  • 制作統括:藤門浩之/岡本昭彦
  • プロデューサー:堀口良則/勝田恒次/小泉守/仲良平/佐野篤

  • 撮影:平田修久
  • 照明:花岡正光
  • 録音:山方浩
  • 整音:助川洋昭
  • VE:植木康弘
  • 編集:木谷端
  • 選曲・効果:田母神正明
  • 美術:池田正直
  • 助監督:柿沼竹生
  • 制作担当:河内隆志
  • 記録:村松愛香

  • 音楽:松下昇平(M-SWIFT)

  • 企画協力:文藝春秋
  • 宣伝協力:トラヴィス
  • 制作プロダクション:株式会社トータルメディアコミュニケーション
  • 企画・製作:読売テレビ放送/吉本興業

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