ミレーヌ・ホフマン、コードネーム・009ノ1(岩佐真悠子)は、クールな美貌と常人をはるかに越える能力を持つ女サイボーグである。世界を二分する勢力の軍事境界ラインとなったJ国で、ミレーヌはウエスタン・ブロックの特務機関・ゼロゼロ機関に所属するエージェントとして、日夜さまざまなミッションに従事していた。
人体売買組織の壊滅というミッションを終えたミレーヌに、上司である020(ゼロトゥエンティー:竹中直人)より新たな指令がくだされた。新たなミッションは、ミレーヌをサイボーグへと改造した、いわば“母”のような存在の科学者・Dr.クライン(杉本彩)の救出であった。
ミレーヌはDr.クラインの研究所に向かい、立てこもっていた3人の女スパイと激闘を繰り広げる。3人のスパイを退けたミレーヌはDr.クラインを助け出し、前回のミッションで救出した亡命者の青年・クリス(木ノ本嶺浩)と再会するのだが、突然そこにミレーヌを凌駕する能力を持った女サイボーグ(長澤奈央)が現われ、Dr.クラインは連れ去られてしまった。
020は、ミッションに失敗したミレーヌを任務から外しエージェントとしての資格を剥奪する。だが、ミレーヌはその命令に背いて独自の行動を開始する。反逆者としてゼロゼロ機関に追われることになりながら、ミレーヌは情報屋のシェリン(市道真央)の力を借りてDr.クラインの行方を追い求める。
やがてミレーヌは、ある極秘プロジェクトへと迫っていく。そしてクリスの口ずさむメロディが呼び起こすミレーヌの失われた記憶。闘いの果てにミレーヌが知る真実とは!?
009ノ1 THE END OF BIGINNING
監督:坂本浩一
出演:岩佐真悠子 木ノ本嶺浩 長澤奈央 ほか
2013年9月7日(土)より新宿バルト9ほか全国順次公開
2013年/カラー/82分|R-15
冷戦の果てにウエスタン・ブロックとイースタン・ブロックふたつの勢力に分断された世界。かつて繁栄を誇ったJ国は二大勢力の軍事境界ラインとなっていた。両勢力のスパイが熾烈な闘いを繰り広げるこの地に、特務機関のエージェントとして活躍する美しきサイボーグがいた。その名はミレーヌ・ホフマン。コードネームは、009ノ1(ゼロゼロナインワン)――。
「009ノ1」は、数多くの名作を生み出してきた萬画の巨人・石ノ森章太郎が、1960年代に初めて青年誌で連載した作品である。石ノ森章太郎生誕75周年を記念し、青年向けならではのお色気やアクションを盛り込んだこの名作が、セクシー・バイオレンスアクション『009ノ1(ゼロゼロクノイチ) THE END OF BIGINNING』として実写映画化を果たした。
主人公のミレーヌを演じるのは、ミスマガジン2003グランプリでデビューし、グラビアやドラマ、映画で活躍してきた岩佐真悠子。本格的なアクションに挑むとともにセクシーさも存分に披露し、女優としての新たな一面を見せる。
そして、木ノ本嶺浩、長澤奈央、市道真央らヒーロー作品経験者や、圧倒的な存在感を見せる杉本彩、竹中直人、本田博太郎が共演するのに加え、横山一敏、佃井皆美、人見早苗、下園愛弓らアクション俳優が迫力のアクションを魅せる!
「サイボーグ009」や初期「仮面ライダー」などを彷彿とさせる“サイボーグの苦悩”を盛り込んだ脚本は、多くのヒーロー作品を手がける長谷川圭一。監督は、仮面ライダー、スーパー戦隊、ウルトラと3大ヒーローで監督経験を持つ坂本浩一。アクション監督も兼任する坂本の演出により、まさにアクションとドラマが一体となった作品が誕生した。
時代を越える名作と魅力的なキャスト、精鋭スタッフの力が融合し、いま“009ノ1”の伝説がスクリーンに刻まれる!
- 岩佐真悠子
- 木ノ本嶺浩
- 長澤奈央
- 阿部亮平
- 横山一敏
- 市道真央
- 緑川静香
- 佃井皆美
- 人見早苗
- 下園愛弓
- あべまみ
- 本田博太郎
- 杉本彩
- 竹中直人
- 監督・アクション監督:坂本浩一
- 原作:石ノ森章太郎「009ノ1」
- 脚本:長谷川圭一
- エグゼクティブプロデューサー:加藤和夫
- プロデューサー:菅谷英智/永富大地
- 撮影:百瀬修司
- 照明:太田博
- 録音:佐藤公章
- 美術:和田洋
- 編集:須永弘志
- 装飾:山本信穀
- VFXスーパーバイザー:美濃一彦
- ヘアメイク:内城千栄子
- 衣裳:岡本佳子
- 助監督:大峯靖弘
- 制作担当:板垣隆弘
- 音楽:三澤康広
- 制作:ツークン研究所
- 制作協力:東映テレビ・プロダクション
- 製作委員会:東映ビデオ/東映チャンネル/東映AG
- 配給:ティ・ジョイ