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作品スチール

アルカナ

監督:山口義高
出演:土屋太鳳 中河内雅貴 ほか

2013年10月19日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショー

2013年/カラー/デジタル/シネマスコープ/5.1ch/89分|PG-12

イントロダクション

作品スチール

 冬の町で続発する連続大量殺人事件。死者たちの苦しみの声。謎の“分身”の存在――。事件を追う刑事と、事件現場で発見された少女は、やがて想像を絶する事実を知る!
 人間と霊、そして人間から分裂した“分身”が交錯する、これまでに類を見ない衝撃的なサイコ・スリラー。それが『アルカナ』だ! 原作は小手川あゆのコミック「ARCANA」。独自の作品世界が魅力のこの原作を映像化するために選ばれた監督は新鋭・山口義高。三池崇史作品をはじめ多くの作品で助監督をつとめてきた山口は本作が初監督。三池作品の遺伝子を感じさせる映像センスで、見事に斬新な『アルカナ』の世界をスクリーンに描き出してみせた。
 キャストにも充実の俳優陣が揃った。主演をつとめるのは『トウキョウソナタ』で映画デビュー以降「鈴木先生」などに出演し、18歳にして5年以上のキャリアを持つ土屋太鳳(つちや・たお)。本作では初主演にして二役に挑戦し、性格の異なるふたりのヒロインを演じてみせた。そして、土屋太鳳演じるマキとともに事件の真相に迫ろうとする若き刑事・村上には、俳優・シンガーとマルチに活躍する中河内雅貴。本作では本格的なワイヤーアクションもこなし、迫力のあるシーンを生み出した。そのほか、アクションシーンで身体能力の高さを発揮する注目の若手・Kaitoや、若手実力派としての評価を高める谷村美月、抜群の存在感で作品世界に厚みを与える岸谷五朗らが共演している。
 まさに「満を持して」の言葉がふさわしい初主演女優と初監督が揃った『アルカナ』は、2013年、日本映画界に大きな嵐を巻き起こす!

ストーリー

作品スチール

 12月、この町では被害者の体から心臓がえぐり出される猟奇的な大量殺人事件が連続していた。また新たな事件が起こり、現場に駆けつけた刑事の村上謙省(中河内雅貴)は、そこで唯一の生存者である少女(土屋太鳳)を見つける。
 少女は記憶を失っており自分の名前さえわからない。そして、事件の被害者である死者たちの霊に導かれて現場にたどり着いたのだと話す。村上の上司やほかの刑事たちは少女の言葉を信じようとはせず、少女に連続殺人犯の容疑をかける。だが、村上だけは違っていた。村上もずっと前から、霊の姿と声に悩まされていたのだった――。
 少女の言葉を信じた村上は少女に“マキ”という仮の名前を与え、事件の真相を明らかにしようと決意するが、勝手な行動が上司の怒りを買い謹慎処分を受けてしまう。それでも村上はマキが半年前からある病院に入院していたことを突き止め、マキの主治医である精神科医の友近三枝子(谷村美月)に接触する。
 一方、村上と同じ警察署で心霊がかった事件を専門に扱う捜査共助課二係・通称“お宮係り”も、村上たちとは別に連続大量殺人事件の捜査を進めていた。やがて“お宮係り”は、ひとりの少女を見つけ出す。
 村上と上司やほかの刑事たちの対立が深まる中、“お宮係り”を率いる刑事・橋雄高(岸谷五朗)は、一同を集めてある事実を告げる。それは、想像を絶する衝撃の事実だった。
 全国に広がっているという“分身”。一体それはなんなのか? “分身”と連続大量殺人事件の関係は? そしてマキは何者なのか? 村上やマキたちを待ち受ける壮絶な状況の果てに、村上とマキがたどり着くのは――。

キャスト

  • 土屋太鳳
  • 中河内雅貴

  • Kaito
  • 植原卓也
  • 谷口一
  • 谷口賢志
  • 野口雅弘
  • 蜷川みほ
  • 山口祥行

  • 谷村美月

  • 岸谷五朗

スタッフ

  • 監督:山口義高

  • 原作:小手川あゆ「ARCANA」(角川書店刊)
  • 脚本:及川章太郎/山口義高

  • 製作:
  • プロデューサー:

  • 撮影:馬場元
  • 編集:洲崎千恵子

  • 音楽:林祐介
  • 主題歌:RAM WIRE 「むつのはな」(Sony Music Associated Records Inc.)

  • 企画・製作:日活
  • 企画協力:礼泉堂
  • 制作プロダクション:ジャンゴフィルム
  • 協力:チャンネルNECO
  • 宣伝協力:SYNCA
  • 配給:日活

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