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凍牌<劇場版>

監督:小沼雄一
出演:前田公輝 茜音 市瀬秀和 ほか

2013年5月18日(土)よりシネマート六本木にて公開

2013年/カラー/HD/ステレオ/109分

イントロダクション

作品スチール

 冷たい瞳で大金を賭けた“裏レート雀荘”で荒稼ぎする高校生。自宅に少女を飼っているという噂のその高校生を、裏世界ではこう呼ぶ。“氷のK”と……。
 “裏レート麻雀”を題材にした志名坂高次のコミック「凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜」は2006年に「ヤングチャンピオン」で連載が開始され、単行本全12巻の人気作となった。現在も続編が連載継続中のこの人気作が『凍牌<劇場版>』として、待望の実写映画化を果たした。
 驚異的な記憶力を持つ“氷のK”ことケイを演じるのは前田公輝。幼少期から芸能活動を開始し「天才テレビくんMAX」レギューラーで注目を集め、初の映画主演作となった『ひぐらしのなく頃に』以降4本の映画に主演するなど、ドラマや舞台でも活躍する期待の若手俳優だ。本作では、つねに冷静だがどこかでスリルを求めるケイの心の光と闇を巧みに表現してみせた。
 そしてケイに飼われている少女・アミナにはガールズ演劇ユニット“Girl〈s〉ACTRY”のメンバーである茜音。ケイのライバル的存在となる雀師・堂嶋には市瀬秀和。ケイを操る男・関には一條俊。さらに、ケイの同級生・優に東亜優、ケイの過去に関わりを持つまっちゃんには深水元基、裏世界の男・高津に本宮泰風ら、幅広いキャストたちが揃い、個性的なキャラクターが登場する『凍牌』の世界を見事に作りあげてみせた。
 監督は『童貞放浪記』『結び目』『nude』などの小沼雄一。定評のある心理描写で、息詰まる麻雀の勝負を緊張感タップリに描いてみせた。麻雀ファンはもちろん、そうでない人も存分に楽しめる人間ドラマがここに完成した。

ストーリー

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 大金が飛び交う“裏レート雀荘”の世界。制服姿で雀荘に現われ、大人たち相手に荒稼ぎしていく少年が噂となっていた。表情ひとつ変えずに冷たい瞳で麻雀を打つ少年は、いつしか“氷のK”と呼ばれるようになっていた――。
 “氷のK”ことケイ(前田公輝)は、並はずれた記憶力を武器に勝ち続ける。たとえイカサマを疑われ、脅されようとも動じることはない。だが、そんなケイの麻雀を“ぬるい”と断じる者がいた。ケイと同じように、裏レート麻雀の世界で生きる男・堂嶋(市瀬秀和)だった。記憶力と確率をもとに麻雀を打つケイに対し、勝負の“波”を読む堂嶋。あらゆる意味で自分と対照的な堂嶋との出会いは、ケイの中に爪痕を残す。
 “氷のK”の噂には続きがあった。マンションにひとりで暮らしている“氷のK”は、部屋に少女を飼っていると。事実、ケイの暮らすマンションにはアミナ(茜音)という外国人の少女が住んでいた。アミナは、つねになにかに怯えるように、部屋の押し入れに身を隠し生きている。高校でケイと同じクラスの女子生徒・優(東亜優)は学校でいつも孤独なケイのことをなにかと気にかけるが、ケイは優に自分の事情を明かすことなく、アミナの待つ部屋へと帰り、そして雀荘へ通う。
 ある日、ケイは関(一條俊)からの依頼を受ける。代打ちは受けないケイではあるが、アミナの存在を知る関の依頼を拒むことはできず、文字通り“命を賭けた”卓を囲むことになる。
 やがて、再び関からの連絡が入った。いつものように依頼を断ろうとするケイだったが、関の一言がケイの気を変わらせた。今回、関が依頼してきたのは、あの堂嶋との対戦だった――。

キャスト

  • ケイ:前田公輝
  • アミナ:茜音
  • 堂嶋:市瀬秀和

  • 関ひではる:一條俊
  • 桂木優:東亜優
  • まっちゃん:深水元基
  • 倉橋:吉沢眞人
  • 本原:岩田丸
  • 高津:本宮泰風

スタッフ

  • 監督・脚本:小沼雄一

  • 原作:志名坂高次「凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜」(秋田書店ヤングチャンピオン・コミックス刊)

  • 製作:香月淑晴
  • 企画:小野誠一
  • プロデューサー:川上泰弘

  • 撮影:小林嘉弘
  • 照明:大町昌路
  • 録音:山田均
  • 衣裳:岡本佳子
  • メイク:佐々木愛
  • スチール:守谷美峰
  • 助監督:山口雄也
  • 制作担当:大谷弘
  • 闘牌指導:最高位戦日本プロ麻雀協会
  • デザイン:西島克浩(コミュニティアド)

  • 音楽:宇波拓

  • 宣伝協力:コミュニティアド
  • 制作:ケイズエンターテイメント
  • 製作・配給:エスピーオー

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