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作品スチール

女の子よ死体と踊れ

監督:朝倉加葉子
出演:ゆるめるモ!(もね けちょん しふぉん ようなぴ あの ちーぼう) ほか

2015年10月31日(土)よりシネマート新宿、11月14日よりシネマート心斎橋 以降、全国順次公開

2015年/カラー/ビスタサイズ/2ch/70分

イントロダクション

作品スチール

 厳しい上司に叱られながら仕事をこなし、日々をなんとなく過ごしている5人の女の子たち。彼女たちはある日、森の中で美しい女の子の死体を見つける。5人の女の子たちはおこなった「復活の儀式」の力で、その死体は蘇る……。
 2012年に結成され、さまざまなジャンルのミュージシャンたちとコラボレーションをおこなっている女性6人組アイドルグループ“ゆるめるモ!”。幅広い層から注目を集めライブ活動も好調な彼女たちが初めて主演をつとめる映画が『女の子よ死体と踊れ』だ。もね、けちょん、しふぉん、ようなぴ、あの、ちーぼうのメンバー6人がそのままの役名で登場。死体の“あの”と清掃会社で働く5人が繰り広げる不思議なストーリーが展開していく。
 監督・脚本は、2013年公開の監督デビュー作『クソすばらしいこの世界』が話題となった女流監督・朝倉加葉子。ハードなスラッシャームービーだったデビュー作からは一転、コミカルな描写も織り交ぜたファンタジックな世界を作り出した。
 また、日本のガンエフェクトの第一人者・遊佐和寿がガンエフェクトとVFXを担当、『呪怨』などのゲイリー芦屋が音楽を担当するなど精鋭スタッフが参加。アイドルグループ・BELLRING少女ハートの主演映画『BELLRING少女ハートの6次元ギャラクシー』をプロデュースしたトラッシュカルチャー・マガジン「TRASH-UP!!」が企画・制作を担当している。
 個性豊かな6人の女の子と異色の女流監督のコラボレーションにより誕生した『女の子よ死体と踊れ』は、ポップでちょっと“ゆるめ”な空気に包まれているが、同時に女の子が抱える危うい感覚をリアルに描き出してもいる。さあ、かわいさの中に毒のあるファンタジック・ガーリーホラーを味わおう。

ストーリー

作品スチール

 もね、けちょん、しふぉん、ようなぴ、ちーぼうの5人の女の子は、清掃会社・YMMクリーナーで働いている。仕事は大変で社長は厳しく、不満を抱えながらも働く彼女たち。
 ある日、清掃作業で森の中に入ったちーぼうは、ブルーシートに包まれたひとりの少女の死体を見つける。その少女の死体の美しさにたちまち虜になったちーぼうは、死体のことを誰にも知らせず、翌日また「会いに」くることをひそかに誓う。美しい死体は、ちーぼうにとって、明日が楽しみになる「特別なもの」になっていた。
 翌日、仕事を終えたちーぼうは、ほかの4人と別れて少女の死体に会いに行くが、ちーぼうの行動を不思議に思った4人もついてきて、4人も死体の存在を知ることとなる。
 どんなに美しい死体でも、いつまでもこのままではいられない。けちょんのアイディアで、5人は死体を蘇らせる儀式をおこなうことにする。儀式に必要なのは、ノルウェーの伝説のブラックメタルバンドの曲と、キリストの7つの大罪を背負った者。死体を合わせた6人で強引に7つの大罪を分担して儀式をおこなうと、死体は見事に蘇った!
 死体の少女の名前は、あの。あのはずっと死に憧れていて、森の中で死のうとしていたのだけれど、自分の意に反して死んでしまったのだ。「ちゃんと自分で死にたい」と願うあのがもう一度死ぬのを応援する5人だが、儀式の力のためか、あのはどうしても死ぬことができない。
 あのは自分で死ぬことができるのか? そしてあのの死に隠された秘密とは……。

キャスト

  • ゆるめるモ!(もね けちょん しふぉん ようなぴ あの ちーぼう)

  • 松田優
  • 原扶貴子
  • 尾本卓也
  • 国分崇
  • 川連廣明
  • 信國輝彦
  • 古内啓子

スタッフ

  • 監督・脚本:朝倉加葉子

  • 撮影:岩永洋
  • 録音:根本飛鳥
  • 美術:中谷暢宏
  • ガンエフェクト・VFX:遊佐和寿
  • メイク:河口朋美
  • 助監督:三村薫

  • 音楽:ゲイリー芦屋

  • 製作:「ゆるめるモ!」映画製作委員会(キングレコード+日販+アソブロック)
  • 企画・制作:TRASH-UP!!
  • 配給:日本出版販売

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