左から友川かずきさん、中山麻理さん、高野八誠さん、三池崇史監督、 松田龍平さん、中山一也さん、内田裕也さん、美木良介さん
“人斬り以蔵”として恐れられた幕末のテロリストの怨念が現代に甦り、世に天誅を食らわすという“天誅映画”『IZO』。ビートたけしさん、ボブ・サップさんなど豪華キャストの出演が話題となっているこの作品が8月21日に渋谷シアター・イメージフォーラムで初日を迎え、三池崇史監督、以蔵役の中山一也さんほか、出演者による舞台あいさつがおこなわれました。
舞台あいさつには殺し屋役の内田裕也さんも急遽参加。中山一也さんは「ぼくは敬愛する裕也さんと同じステージに立つのが夢だったんです。本当にありがとうございます」とあいさつしました。
この作品は第61回ヴェネチア国際映画祭への正式招待も決定しており、三池監督は「ヴェネチアに呼んでいただいているのも中山一也の起こした奇跡なんですよ。(この作品が作られることは)中山一也が生まれたときから決まっていたんです。ぼくは監督という役を演じさせてもらっているって感じで、ひとりの男が奇跡を起こすことができるっていう日本の映画の状況っていうのはまだまだ捨てたもんじゃない」と語りました。
「役者をやっている人間って魅力があるなと感じていただければ、監督としては仕事をやり終えたという感じです」と三池崇史監督
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「素晴らしいスタッフ・キャストみなさんに支えてもらってなんとか無事にできました」とあいさつした主演の中山一也さん
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劇中で大蛇に巻き付かれて登場する松田龍平さん。「(蛇は)重かったんですけど、可愛くて欲しいなと思いました(笑)」と話していました
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「なんて言っていい映画だかわからないんですけど、観られたらきっと心に残るものがあると思います」と美木良介さん
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「(中山一也さんには)素晴らしいアクターになって欲しい。ヴェネチアに行くことが決定してぼくも喜んでいます」と内田裕也さん
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「自分の思ったようにやらせていただいたのですごく満足しております。思い切って演じられたと思っています」と中山麻理さん
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「私は真人間を目指しておりましておりますので、(映画は)これで最後にしたいと思います」と会場を笑わせた友川かずきさん
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三池作品3本目の出演となる高野八誠さん。「すごいブッ飛んでいる映画なんで、集中して寝ないで観てください(笑)」とあいさつ
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『IZO』は8月21日よりシアター・イメージフォーラムで公開中です。
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