左より、えびはら武司さん、鈴木浩介監督、磯山さやかさん、佐野夏芽さん、増本庄一郎さん
1980年代に大人気となったマンガ「まいっちんぐマチコ先生」の主人公・マチコが先生になる以前の前日談にあたる映画『まいっちんぐマチコ!ビギンズ』が完成し、9月17日の公開を前に、主演の磯山さやかさんと佐野夏芽さんらが出席しての会見がおこなわれました。
学校が舞台の映画とあって、会見は“公開授業”のような形式で進行。脚本を担当し、出演もしている増本庄一郎さんが先生役となり、名簿を見ながら取材に訪れたマスコミの出席を確認しました。
教育実習生・マチコ役の磯山さんとボクシング部主将・雷子役の佐野さんは原作のマンガについて「題名は知っていました」と声を揃え、「『まいっちんぐマチコ』をやるんだよって言ったときのみんなの反応がすごくて驚きました」(磯山)、「今までドラマと映画はやらせてもらっていたんですけど、ほんとに小さな役だったので、今回は主演でほんとに嬉しいです」(佐野)と主演が決まったときの感想を話していました。
原作者のえびはら武司さんは、主演のふたりについて「磯山さんが出てくれるならという条件でお願いしたんです。さらに夏芽ちゃんも出そうと、トントン拍子に進みました。イメージがピッタリなんです」と太鼓判。
一風変わったアイドル映画を撮ることで定評のある鈴木浩介監督からは「自分も子供がいるので、子供も観られるもの、家族で観られるものと考えていました。家族で観ていただきたいです」とちょっと意外な(?)コメントが飛び出しました。
完成した作品を観て「作品全体が面白くて、笑いっぱなしでした」という教育実習生・マチコ役の磯山さやかさん
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撮影中「(磯山さんと)お互いの役を真似しあったりしていました」というボクシング部主将・雷子役の佐野夏芽さん
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「ぼくらの世代にとってうる星やつらのラムちゃんと並ぶくらいの憧れ」とマチコ先生について話した脚本・出演の増本庄一郎さん
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「たまに(ふたりの)素が出ているところとか、最後に佐野さんのキャラクターが変わるところが見所かなと思います」と鈴木浩介監督
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「出演者のみなさんの個性と、衝撃的なラストを楽しみにしてもらいたいですね」と話した原作者のえびはら武司さん
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「周りの方の演技が面白いので、1回目は私たちを観て、2回目は周りの方に注目して観て欲しい」という磯山さんと「磯山さやかちゃんのブリっ子ぶりを観て欲しいです。ブリっ子は嫌いって言っている割にブリっ子がすごくうまくて尊敬しました」という佐野さん。ふたり揃って「まいっちんぐ」ポーズを決めて映画をPRしました。
『まいっちんぐマチコ!ビギンズ』は9月17日から渋谷シネ・ラ・セットでレイトショー公開。公開期間中は舞台あいさつ、トークショー、「ミスまいっちんぐコンテスト」など、連日イベントが開催されます。
写真:「まいっちんぐ」ポーズを決める磯山さやかさん(左)と佐野夏芽さん(右)
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