舞台あいさつをおこなった小沼雄一監督、マリア・テレサ・ガウさん、田中佳奈さん、我宮大凱さん(左より)
入国管理局を舞台に、不法滞在の外国人女性と入国警備官の出会いを描いた映画『ロザリオの雫』が11月12日、横浜のシネマ・ジャック&ベティで公開され、監督、出演者による舞台あいさつがおこなわれました。
この作品はフィリピンでのロケもおこなわれており、初主演となるアンナ役のマリア・テレサ・ガウさんは「私自身イギリスとフィリピンの血が入っているので、フィリピンの心を持ってアンナという役に入れました」と撮影を振り返りました。
小沼雄一監督は「国籍や性別、宗教が違う様々な人間たちの出会いが入国管理局というところに集約されているような想いがありましたので、その中で、そういった違いを越えた人間の関係、運命的な出会いというものを描きたいと思いました」と作品のテーマについて話しました。
「入国管理局という身近ではない世界の話なので、それをみなさんにぜひ観ていただきたいと思います」と我宮大凱さん
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「監督の熱い想いとかスタッフの想い、キャストの想いがつまった映画だと思います」と映画の見所を話した田中佳奈さん
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「この作品は国境を越えたラブストーリーだと感じています。その純愛をわかっていただいて、楽しんでいただけたらいいなと思っております」とマリア・テレサ・ガウさん
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「役者さんがそれぞれの役に入り込んで、キャラクターを自分のものにして撮影に入って来てくださったので、現場の雰囲気ははとてもよかったです」と小沼雄一監督
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『ロザリオの雫』は、11月12日(土)より25日(金)まで、横浜・黄金町のシネマ・ジャック&ベティで上映。新しい映画鑑賞の形を提案する“5Coins cinema”の1本として、入場料金500円での上映となっています。
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