グラビアなどで活躍中の花井美里さんが主演する『ゴシックロリータ』が11月26日より横浜のシネマジャック＆ベティで公開されており、12月３日に花井さんと内田準也監督、共演の堀江慶さんによる舞台あいさつがおこなわれました。
　『ゴシックロリータ』は、森に迷い込んだ映像ディレクターと謎めいた少女の出会いから始まる怪奇幻想の物語。
　映画のタイトルどおりゴシックロリータファッションで登場した花井さんは「こんな格好が普段着なんですけど、そのままの世界観で映画を作っていただきました。初めての映画で至らない点が多すぎて穴があったら入りたいくらいなんですけど、一生懸命がんばりました」とあいさつ。
　実際に映画監督として活躍している映像ディレクター役の堀江さんは「そのままでやらせていただきました。30歳の役をやるのは初めてで、ぼくもそっち側の人間になったのかとつくづく思いました(笑)」と役について話しました。

写真：左より内田準也監督、花井美里さん、堀江慶さん

「独特の世界観が出ていまして、ほんとに不思議な世界ができあがったなと思いました」と主演の花井美里さん

「撮影は大変だったんですけど、監督がすごく丁寧に映像を撮られていたので、そこが一番見所だと思います」と堀江慶さん

「ワンカットワンカット、クリエイティブを追求して撮っているので、画のクオリティも観てもらえたらと思います」と内田準也監督

　今後は“花井美里”としての活動とは別に、映画の役名と同じ“RIMIKA”としての活動も開始していくという花井さん。森の中での撮影のため「衣裳に蜂が群がるんですよね(笑)。身の危険を感じつつ、蚊にも刺されっていう感じでした」と初挑戦の映画には苦労も多かったようですが、多くのスタッフとの共同作業に「こういう風に映画ってできるんだなって思って、とても楽しかったです」との感想を持ったそうです。

　花井さんが「ぜひご覧になった方の感想を教えてもらいたい」という『ゴシックロリータ』は、12月９日まで横浜・黄金町のシネマ・ジャック＆ベティで上映されています。