2005年公開の映画『さよなら みどりちゃん』(古厩智之監督)が、フランス・ナントで11月22日から29日まで開催された第27回ナント3大陸映画祭で、主演の星野真里さんが主演女優賞を受賞し、作品も準グランプリに当たる銀の気球賞を受賞し、ダブル受賞を達成しました。
『さよなら みどりちゃん』は、南Q太さんのコミックを原作にした作品で、東京では2005年夏に公開。現在も全国順次公開が続いています。
星野さん、古厩監督は丹羽多聞プロデューサーとともに映画祭に参加、授賞式にも出席しました。星野さんは受賞にあたり「まさかこんな素晴しい賞をいただけるなんて嬉しいです。今まで女優をやってきて本当に良かった」とコメント。古厩監督は「受賞できてほんとに嬉しいです。とてもささやかな物語ですが、フランスのみなさんに純粋なラブ・ストーリーとして観ていただけたのではないかと思います。そして何より、星野さんが主演女優賞を獲ったことが嬉しいです」とコメントしました。
ナント3大陸映画祭はアジア、アフリカ、中南米の三大陸の作品を対象とした映画祭で、1998年に『ワンダフルライフ』(是枝裕和監督)がグランプリを受賞、2001年には『害虫』(塩田明彦監督)で宮崎あおいさんが主演女優賞を受賞するなど、これまでも日本映画が高く評価されています。
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