猫ひろしさん、井口昇監督、猫目小僧(左から)、3人揃って「ニャー!」
楳図かずおさんの異色人気漫画を映画化した『猫目小僧』が好評上映中の渋谷ユーロスペースで、6月21日に井口昇監督と人気お笑いタレントの猫ひろしさんのトークショーが開催されました。
猫の被り物を被って登場し、お馴染みのギャグで場内を盛り上げた猫ひろしさんは、実は井口監督の『クルシメさん』を10回観たというほどの井口ファン。「(井口監督が)スタッフを募集していたから履歴書を書いて送ったんですけど、連絡が来なかった」と井口監督と意外な縁があったことを告白。
井口監督は、履歴書の話は覚えていないと恐縮しながら「ぜひ猫さんに役者さんとして参加して欲しい」とラブコール。どんな役が似合うかは「ものすごくシリアスで、シリアス過ぎて目から血を流すような弁護士とかいいんじゃないか」と井口監督らしくコメントしました。
トークショー終盤では映画の主役・猫目小僧も舞台に登場。“猫同士”とあって最初は猫ひろしさんと威嚇しあいましたが、たちまち意気投合。「ラッセーラー、ラッセーラー」や「昇龍拳!」など猫さんのギャグを揃って披露しました。
「まさかユーロスペースで猫ひろしさんの芸を観られるとは思いませんでした。感激です」と井口昇監督
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「井口監督はぼくにとって巨匠。作品を観ていて楽しくなる。ぜひ作品に参加したいです」と猫ひろしさん
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映画『猫目小僧』は6月10日より渋谷ユーロスペースで公開中。
6月24日(土)には、井口監督と劇作家・俳優の松尾スズキさんとのトークショーが開催されます。
写真:猫ひろしさんはこの日のために用意してきた特製猫パンツを披露
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