出演者は劇中の衣裳そのままで登場。
左より、金井良信さん、林海象さん、窪塚俊介さん、宍戸錠さん、柏原収史さん、宮川一郎太さん
「私立探偵 濱マイク」シリーズの林海象監督が送る探偵シリーズ『探偵事務所5』の最新作となるネットシネマ『探偵事務所5 特別編 「わが師、その名はBOSS」』のプレミア試写会が7月19日にサントリーホールでおこなわれ、出演者の柏原収史さん、窪塚俊介さん、宍戸錠さんらが舞台あいさつをおこないました。
『探偵事務所5』シリーズは、2005年に劇場用作品『探偵事務所5” 〜5ナンバーで呼ばれる探偵達の物語〜』が公開され、同時期から短編26本がネットシネマとして配信。コミック版も連載されるなど、メディアを超えた“D-5 Project”として展開されています。今回の特別編は、サントリーの缶コーヒー「BOSS」とのコラボレーションという新たな試みの作品で、柏原さん演じる探偵511と窪塚さん演じる新人探偵590がコーヒーにまつわる事件を追う中編となっています。
ネットシネマ版から引き続き、映画に登場する探偵たちが所属する探偵事務所5の会長・500を演じた宍戸錠さんは「サントリーオールドを飲むのが夢だった。俳優を始めて3年くらいしてオールドが飲めるようになったんです」とサントリーにまつわる思い出を語り、映画にも登場するサントリー創業の理念「やってみなはれ、やらなわからしまへんで」を引用して「観てみなはれ、観てみらなわからしまへんで」と特別編をPRしました。
「現場に大量のBOSSがあって飲み放題でした。おいしかったです」と劇場版から続いて出演の探偵511役・柏原収史さん
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「コンセプトがわかりやすい面白い作品になっていると思います」と初登場の新人探偵590役・窪塚俊介さん
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「二転三転、ラストのどんでん返しも含めて面白い作品になっていると思います」とコーヒー研究家・青山役の宮川一郎太さん
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「探偵事務所5は主役のいない作品。探偵自身も主役であるし、ご覧になるみなさんが主役」と会長500役の宍戸錠さん
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本作では脚本を担当した林海象監督。「今回は笑えるものにしようと思っていたのでリラックスして観て欲しい」
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事件の鍵を握る黒の男を演じた金井良信さんは舞台あいさつの司会を担当し、場内を大いに盛り上げました
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本作でメガホンをとった杉山嘉一監督は『探偵事務所5』のネットシネマ版セカンド・シーズン撮影のため舞台あいさつは欠席となりましたが、ビデオで「面白かったらどんどん笑ってください」とメッセージを寄せました。
吹越満さんが演じる“俳句探偵575”など、新たな探偵たちが登場するネットシネマのセカンド・シーズンが製作中、さらに海外を舞台とした劇場版新作も準備中と、さらなる展開を見せる『探偵事務所5』シリーズ。総合プロデュースをつとめる林監督は「(コラボレーションは)面白いですよ。話し合える相手の方とだったらまたぜひやりたいですね」と今後の抱負を語りました。
単なるコマーシャルではない、新たな形の企業と映画のコラボレーションとなる『探偵事務所5 特別編「わが師、その名はBOSS」』は、7月20日(木)から10月末日まで『探偵事務所5』公式サイトで無料配信されます。
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