後列左から、御法川修監督、松田美由紀さん、鈴木慶江さん、片山瞳さん
前列左から、市川実日子さん、松田龍平さん、浅見れいなさん
今年で19回目を迎える東京国際映画祭が10月21日に開幕し、TOHOシネマズ六本木ヒルズでは、日本映画の現在を伝える「日本映画・ある視点」部門の初日を飾る作品として、新鋭・御法川修監督の『世界はときどき美しい』などが上映されました。
『世界はときどき美しい』は、松田美由紀さん主演の表題作「世界はときどき美しい」をはじめとした5つのエピソードからなる作品。上映後には監督と出演者らによる舞台あいさつがおこなわれ、この作品が初の劇場用作品となる御法川監督は「カチンコを持って映画の現場をウロウロし始めてから15年、やっとこのスクリーンにたどり着いて嬉しく思っています」とあいさつしました。
この作品では、別々のエピソードではあるものの松田美由紀さんと松田龍平さん親子が同じ作品に出演者として名前を連ねているのも話題のひとつ。松田美由紀さんは「たぶん松田龍平くんは照れていると思いますが、私的には超幸せでニコニコな気分。親バカで失礼しました」と笑顔を見せました。
「ぼくたちの映画の最初の観客となってくれたみなさんに心から感謝いたします」と御法川修監督
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「すごくきれいないい映画なので、楽しんでもらえれば」とあいさつをした松田龍平さん
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「この作品が東京国際映画祭に参加させていただいたことを嬉しく思います」と市川実日子さん
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「スタッフの優しい愛情に囲まれて幸せに仕事をさせていただきました」と映画初出演の片山瞳さん
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「それぞれの作品の余韻みたいなものを楽しんでいただけたらと思います」と話した浅見れいなさん
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エンディングテーマを歌う鈴木慶江さんは「自然な感性でみなさんに観ていただけたら」とあいさつ
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「“自分の日常って意外といいな”って思ってもらえたら嬉しいと思います」と松田美由紀さん
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『世界はときどき美しい』は、2007年春、渋谷ユーロスペースにて公開(配給:ユナイテッド エンタテインメント)。
このほかにも多くの作品が上映される第19回東京国際映画祭は、六本木ヒルズと渋谷Bunkamuraの2ヶ所を会場として10月29日まで開催されます。
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