BS-iの人気ドラマシリーズ「恋する日曜日」の劇場版第2弾となる映画『恋する日曜日 私。恋した』の完成披露試写会が5月9日にスペースFS汐留でおこなわれ、上映前に廣木隆一監督と主演の堀北真希さんらが舞台あいさつをおこないました。
本作で余命3ヶ月の女子高生を演じた堀北さんは「とても難しい役をいただきました。台本を読んで大きな影響を受けましたし、大切にしなけらばいけない作品だと思ったので、私なりに精一杯演じました」とあいさつ。
前作『恋する日曜日』に続いてメガホンをとった廣木監督は、堀北さんについて「凛としていますね。だけど冷たい感じではなくて、弱いところも平気で見せちゃうのがすごいと思います」と印象を語りました。
『恋する日曜日 私。恋した』完成披露試写会
左より、舞台あいさつの司会を担当した丹羽多聞アンドリウプロデューサー、堀北真希さん、岩本千波さん、廣木隆一監督
主人公・二宮なぎさを演じた堀北真希さんは「長回しも多かったので“大変でしたか?”とみなさんに聞かれるんですけど、なぎさと同じようにリアルな時間を過ごせて、とても楽しかったです」と撮影を振り返りました
あるきっかけでなぎさと知り合う少女・まどかを演じた岩本千波さんは「堀北真希ちゃんと自転車にふたり乗りして楽しかったんですけど、いっぱい乗り過ぎてお尻が痛くなっちゃいました」と撮影中のエピソードを紹介
「初めて観ていただくのであがっています」という廣木隆一監督は「死をテーマにした映画なんですけど、逆に“今、生きている”っていうことをちゃんと描けたと思うので、それを観ていただければと思います」とコメント
病気の役を演じるため、丹羽多聞アンドリウプロデューサーの勧めもあって“塩抜きダイエット”に挑戦したという堀北さん。「メイクで病気の女の子を作るのじゃなく、自分の内から出てくるように努力しました」と役作りへの努力を話しつつ、「顔色を悪く見せるためにやるので、塩を抜けば痩せるということではないんです」と、真似をしないようにという注意も忘れませんでした。
喜納昌吉&チャンプルーズの名曲「花〜すべての人の心の花を」を主題歌に、余命わずかなひとりの少女の小さな旅路を描いた『恋する日曜日 私。恋した』は、6月9日より新宿トーアほかにて、全国ロードショーされます。