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『女殺油地獄』完成披露会見

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映画のポスターをバックに大胆な姿を披露した藤川のぞみさん

 長年にわたり人々を魅了し続ける人形浄瑠璃の名作を映画化した『女殺油地獄』(5月23日公開/坂上忍監督)の完成披露会見が5月18日にスペースFS汐留でおこなわれ、劇中でオールヌードを披露している主演の藤川のぞみさんが会見でも大胆な姿を披露しました。
 ヌードに加えて大胆な濡れ場にも挑戦している藤川さんは「最初は(ヌードと聞いて)ビックリしたけど、女優さんは役に徹して、脱ぐということだったらみなさん普通に脱いでいるし、女優ってこういうことかなって感じたんですよ。それで“よしやろう”って(決意が)固まりました」と今回の役を引き受けた心境を語り「自分は女なので、女性であることを追及するような女優を目指したい。憧れているのは杉本彩さん」と、本格派女優としての活躍に意欲を見せました。

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「(小菊役を)やると決めてからは抵抗はありませんでした。女優として役になろうとしていた」と語った主演の藤川のぞみさん

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「古典を新しい解釈で作りました。藤川さんの熱意が入った作品なので、ぜひそのへんも観ていただきたいと」と川島正規プロデューサー

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「台本をなんども読み返して、一言一言に気持ちを込めて詞を作らせていただきました」とコメントした主題歌「雫」を歌うLilyさん

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藤川さんは会見では爽やかなワンピース姿も披露

 川島正規プロデューサーは「いまは脱げる女優さんがあんまりいない。女優としてこれから羽ばたくという藤川さんに会って、必要であれば裸になることをいとわないという強い熱意、“女優・藤川のぞみ”という強い意志を感じたので、彼女に託そうと決めた」と藤川さん起用の理由について語り、スケジュールの都合で欠席となった坂上忍監督からも「藤川のぞみは心を裸にできる女優。だから私も迷うことなく彼女と心中する気持ちになれた」と絶賛のコメントが届けられました。
 藤川さんは「グラビアの場合は、最初は緊張していても徐々に盛り上がっていけるんですけど、お芝居だと順番に撮っていかないので、こっちで哀しかったり、こっちで楽しかったりと自分のテンションを持っていくのが大変」だったという初挑戦の演技での苦心や「着物で1日中いるのがしんどくて、カツラも重くて、足元も足場が悪いところに下駄で、寒さと足場はかなり困りました」という時代劇ならではの苦労話を披露しつつも「裸一貫で体当たりして、無我夢中で一生懸命やって、自分では満足できた作品」と自信を覗かせ「ひとりでも多くの皆さんに観ていただきたいです」と映画をPRしました。

 山田キヌヲさんや柳憂怜(柳ユーレイ改め)さん、火野正平さんらが共演し、深い情念を奥行き豊かに描き出す『女殺油地獄』は、5月23日(土)より渋谷アップリンクXにてレイトショー公開されます。

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